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誰でもベンチプレス120㌔

2019年12月24日クリスマスイブ
僕は人生で初めてベンチプレスで120㎏を挙げた。長かった。長い道のりだった。そう感じるとともに非常に大きな達成感があった。

ベンチプレスで120㎏を挙げる人は人口の1%以下と言われている。(もっと少ないと思うけど)

・メンサ(Mensa)は人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした非営利団体である。
・年収1500万円を超えている者は日本人口の1%以下と言われている。

こういった他の人口1%以下を集めるとベンチプレス120㎏を挙げることは非常に難しく、不可能であると感じる方が多いだろう。たしかに、容易く120㎏を挙げることはできない。しかし、1つ断言できる。メンサに入ることよりも、年収1500万円を達成するよりも、ベンチプレスで120㎏を挙げることの方が遥かに簡単である。
メンサに入ったこともないし、年収1500万円の10分の1くらいの収入しかないが分かる。そのくらい人口1%のハードルは異なる。

この記事では何故ベンチプレスで120㎏を挙げることのハードルがそこまで高くないのか、またどのような過程を踏めば達成できるのかを私の経験と主観のみで記そうと思う。な主観なので参考程度に見てほしい。と言いつつも自分なりに試行錯誤をした上での主観なので、ある程度の信頼性は担保できると思う。自分の過去と比較しながら10項目に絞ってみた。東京に向かう鈍行電車に10時間揺られながら書いてます。完全に自己満足で構成されてますが悪しからず。


1.週4回でトレーニングを行う

○過去の自分➡︎週2回の筋トレ

まずは単純に量を増やすことから始める。

以前、僕は胸と背中のトレーニングを2日間に分けて行なっていた。そのトレーニングは多くて週2回。週1回のトレーニングにしたり、全く行わない週もあった。言うまでもないが、この期間僕の身体には変化が起こらなかった。起こっていたとしても微量の変化である。

週4回(胸 腕、脚 背中 ×2日間)のトレーニングを行うことで身体に劇的な変化が起こった。

2.上半身ばかり行わず下半身も行う

○過去の自分➡︎全く行わず…。

脚のトレーニングを行わない者はにわかだ!!

嘘です。そんなことありません。

ただ、脚のトレーニングを行ったほうが身体全身のバランスという観点で言うと良いと思う。これに関して根拠はない。自分の感覚である。

付け加えるとするならば、脚のトレーニングを行い始めてからベンチプレスの重量が上がった気がする。

3.筋トレに対するマインドを変える

○過去の自分➡︎より重い重量を挙げたい

筋トレの目的を考えることが大切である。

ついつい重量を上げたいがために、フォームを崩してまで重い重量を扱うことがある。この行為は無意味である。自己満足だ。周りの人間に見栄を張る行為であり側からみれば惨めだ。

そんな行為を僕はこれまで度々行ってきた。目的を「重い重量を挙げる」から「筋肉に効かせる」にマインドシフトをした瞬間、筋肉のつき方が変わっていった。

4.トレーナーをつける

○過去の自分➡︎1人でとりあえず頑張る
パートナーがいるからこそ先に行ける。
ベンチプレスは基本的に補助者が必須の競技である。そのベンチプレスを僕はある時期まで1人で行っていた。ある日、重量が伸び悩む時期に入った。トレーニングセンターにいるトレーナーに補助に入ってもらった時期から一気に重量が伸び出した。補助者がいるのといないのとでは安心感が違う。潰れる恐怖がない。更に、補助者がいることにより強く胸筋を破壊することができる。追い込むことができるから強くなれる。単純なことだが気づきにくいことだ。

5.食事をしっかり採る

○過去の自分➡︎一時期減量していた
減量したり充分な食事を採らなければ筋肉はつかない。
科学的根拠を述べだすとキリがない。それは自分で調べてほしい。ただ僕が言えるのは食事に対して気を遣わない時期に筋肉は大きくならないということである。身をもってそれを感じた。

6.プロテインに拘らない

○過去の自分➡︎ザバスのプロテインを飲む
これについては誤解を招きたくない。プロテインを飲むことに意味がないということではない。現に僕もコンビニでザバスのプロテイン飲料を飲んでいる。しかし、そこに拘るなら毎回の1レップを大切にすることの方が重要であると伝えたい。何が大事であるかを自分で判断する。優先順位を考えることが必要である。

7.苦しい時の1レップに拘る

○過去の自分➡︎辛い時の1レップに向き合わず
最後の1レップ。ここに筋トレの全てが詰まっている。筋トレ経験者なら誰もが経験するだろう。

「頑張れば挙がるけど、厳しい…」

この1レップを頑張れるもののみが常人が越えられない壁を越えられるのだ。僕が常人ないとは言ってない。ただ、新たな自分に出会いたいなら必要不可欠な要素であることは間違いない。最後の1レップをチャンスと感じられるかどうか。この意識によってベンチプレス120㎏への距離の長さが変わってくる。

8.レストは3分以上

○過去の自分➡︎レストは短め
常に最高のパフォーマンスで行う。
これに関しても科学的根拠があるが、それに関しては自分で調べてほしい。僕が言えるのはベンチプレスにおいてレストは必要だということである。3セット行うのであれば間の2回の休憩を全力で休む。ベンチプレスにおいての善はこの方法であると感じている。

9.ネガティブに拘る

○過去の自分➡︎ポジティブのみに意識する
ベンチプレスの重量が伸び悩んでいる人はいち早くこの方法を取り込むべきだ。ポジティブとはベンチプレスにおいてプッシュする運動。ネガティブとは胸まで下げる運動だ。ネガティブ運動を遅く行うことでより胸筋に負荷がかかる。それにより筋肥大が起こる。僕はトレーナーに補助してもらいネガティブ運動を手伝ってもらった結果、劇的に重量が上がった。

10.変化を感じる、振り返る

これは筋トレの醍醐味である。
僕がここまで筋トレを続けることができているのは、毎週重量が伸びてるからであり、その実感があるからだ。以前の自分よりもどれだけ強くなったのか。正しく筋トレを行い、重量を上げていくことができれば非常に楽しくなる。ハマる。僕がそうでした。

とりあえず以上です。まだまだ書きたいことはあるけども、今の自分が伝えることができるのはこれくらい。

あと一つ伝えるとすれば、2020年3月22日に行われるベストボディジャパン京都大会に出場するという報告くらい。
苦しい減量生活が始まると思うけど、良い成績を残してまた記事でも書こうかなと思っております。

その時はチェックしてください!

最後まで見ていただきありがとうございました!

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