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過去と未来と今

歯を食いしばって生きることが良いのかと言われると、よく分からないが、以前は歯を食いしばって生きなければいけない環境に置かれていた。というか自らそのような状況を作ってしまっていた。今はそれが改善されて、歯を食いしばらなくても生きていけてる訳なのだけど、それはそれで自分の生きる意味というものがなんとなく失われた気がしている。僕は本来、誰かのために生きなければ生きる心地がしないというか、自分自身だけで、喜びを感じているようで、実はそんなこともなかったりする。誰かいなければという訳でもなくて、でも誰かのために生きなくてはという気持ちもある。自分の時間に干渉されるのは苦手で、誰かとお付き合いしている時は、毎日の電話なんかはストレスになっていたし、素っ気ない態度であしらうこともあった。だからと言って本心を伝える訳ではなく、嫌われたくない一心で、話を合わせたりもしていた。でも邪魔をするのは好きで、よく物理的にちょっかいを出したりして、本気で怒られたことも多々ある。どこかひねくれているところがあるのかもしれない。

元嫁に会うことが楽しみで会ってから、気持ちが下がりまくって、なんのために生きているか分からず、ここ2週間くらい、過去の出来事の感傷に浸っていたが、やっと未来のことに目を向けられるようになってきた。

未来のことを考えると不思議なことに1日が過ぎるのが早く感じる。頭の中でグダグダ考えるよりも、身体を動かして、とりあえず行動してみることが特効薬だったりした。確かに楽しかった感情は、それはそれで励みにはなるのだけど、これからの楽しいことに意識を向けた方が、心身ともに健全だと感じる。

ただ未来のことを考え過ぎると、目の前のことをないがしろにしてしまう僕の悪いクセが出てしまって、今この瞬間を楽しむことが出来なくなってしまうのだ。なんということだ。こんなことを考えてないで、早く女の子と遊びたい。お寿司食べたい。山に登りたい。週末に向けて、1日ずつ倒していくしかないのだ。

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