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変わっている私

私は生き物が好きだ。
子どもの頃からではなく、
大人になってから好きになった。

●カブトムシ
きっかけはお隣さんがくれたカブトムシの幼虫。カブトムシが新たな世界の扉を開いてくれた。

手に乗せてみたら、爪が痛くてびっくりした。

●カナヘビ
反対側のお隣さんから、カナヘビの子どもをもらった。息子が「しゅるる」と名付けた。しゅるるは今はいない。でもしょっちゅう思い出す。大事な家族。

しゅるる。

●カマキリ
しゅるるのエサ探し(主にバッタとチョウチョ)で、カマキリの子どもをよく見つけるようになった。それから、カマキリにはまる。ちょうど今頃。草むらには目をこらすとカマキリの子どもがいる。カマキリの虫カゴが三、四個くらい玄関にならんだ。

娘とかまきりの赤ちゃん。

●アゲハ
アゲハチョウの幼虫も友だちがくれて知った世界。驚いた。今は、ベランダにレモンの木があるから、そこで日々観察している。

幼虫は柑橘の葉をきれいに食べる。

●野鳥
今は鳥が好き。はじまりは、コロナの頃で。洗濯を干している時に、電線にとまって歌うカワラヒワを知ってからだ。元気をたくさんもらった(現在のアイコンはカワラヒワ)。

カワラヒワには感謝している。

***

3、4年前くらいの話し。
SNSをながめていると、嫉妬みたいな何とも言い難い気持ちになることがあった。で、私が抱く、嫉妬みたいな何とも言い難い気持ちを、読む人にも抱かせることがあるのだろう、とも思うことが多くなって。だんだん、SNSに書くことがイヤだなあ、と。思うようになりながら書いていた。

ある日、大好きなベーグル屋さんの奥さんに言われた。「いろんなところにお子さん連れて行けて、うらやましいな。うちはほら連れて行けないから」と。嫌味はないと思う。だけど、私の書いたことで、そんな風に思わせていたなんて。しかも、そんな言うほど連れってないのに、切り取られた世界のこわさよ。

これもあって、SNSに書く内容を変えてみた。生き物のことを書くことが多くなった。あえて書いていたし、感動したから書きたかった。当時SNSでつながった " 友だち " は、うらやましいとは思わないだろうし、「変わってるー」って思うだろうから。ただ、そう思われたかった。

なんてやってるうちに、SNSに書くことはどんどん減り、ながめることも減り、 " 嫉妬みたいな何とも言い難い気持ち " がイヤでSNSをやめた。noteもSNSなんだろうけれど、否応なく情報が飛び込んでくることがないから、いいなと思っている。

SNSをやっていた時に撮った、カルガモ親子の写真(2024年6月11日の記事「あきらめない月間」に載せたもの)は、『あのSNSに載せるもんか』と当時強く思っていて。ほとんど誰からも読まれることのなかったブログにだけ、ひっそり載せた。あの写真をふと思い出して、昨日いつも読んでくれるみなさんにも見せたいなと思って載せた。


今は、あの頃よりも、
もっと素直に、
生き物が好きだから書いている。

誰かの好きな大事にしていることは、
心地よいなと気づかされた。
noteを読んでいて。

あなたの好きなこと、
またぜひ、読ませてくださいね!