朝昼夕夜 の

夜の図書館に娘と行った。
「夜の図書館、っていいね」と私。
19時30分に家を出て歩く。
目についたものに「夜の」を
どんどんつけていく。

夜の公園
夜のブランコ
夜のベンチ
夜の信号
夜の保育園
夜の学校…はちょっとこわいねえ

なんて話しながら。

「夜の」とつけるだけで、
言葉の印象が変わることが
おもしろくて、娘に
夜の
夜の
と言う。

もういい、と言われる。

そしたら娘が「朝の信号」とか
「朝の」をつけた言葉を言って、
ああ、言葉が変わる、と感じる。

例えば、

朝の図書館
昼の図書館
夕方の図書館
夜の図書館

見えてくるものが全然違う。



さて、
本日の朝の空はどんよりではありますが、
「朝の」を味わおうと思います。
朝の風はひんやりです。

まずは朝のコーヒーを。

今日をいい日に。
今をいい時に。

そうすなおに思えた朝です。