朝昼夕夜 の
夜の図書館に娘と行った。
「夜の図書館、っていいね」と私。
19時30分に家を出て歩く。
目についたものに「夜の」を
どんどんつけていく。
夜の公園
夜のブランコ
夜のベンチ
夜の信号
夜の保育園
夜の学校…はちょっとこわいねえ
なんて話しながら。
「夜の」とつけるだけで、
言葉の印象が変わることが
おもしろくて、娘に
夜の
夜の
と言う。
もういい、と言われる。
そしたら娘が「朝の信号」とか
「朝の」をつけた言葉を言って、
ああ、言葉が変わる、と感じる。
例えば、
朝の図書館
昼の図書館
夕方の図書館
夜の図書館
見えてくるものが全然違う。
*
さて、
本日の朝の空はどんよりではありますが、
「朝の」を味わおうと思います。
朝の風はひんやりです。
まずは朝のコーヒーを。
今日をいい日に。
今をいい時に。
そうすなおに思えた朝です。