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続 魔女さん

「何を書こうかな」と思うことも、書くことが見つからないことも、反対に「これを書きたい!」とまるでつきあげられるかのように思うことも、書くにまつわることはどれも好きかもしれないと思う。

約10年後の自分について、明確なその方らしい理想を抱いている方の文章を読み、考えさせられた。10年後の自分。ぱっと出てこない。だけどひとつ思ったのは、書くことはずっと好きでいたいということ。かたわらにいてほしいということ。それは10年後もできるだろう。焦らなくても。

友だちがコストコに連れて行ってくれた。車中、来年からはじまる仕事について教えてくれる。彼女にぴったりの仕事だった。ちゃんとそんな仕事は、彼女のことを待っているんだなと思った。うらやましいと思う。私のほぼボランティアベースの仕事も来年から大きく変わる予定。それがどう変わろうとしているのかが、まだ見えなくて不安が大きい。もうひとつ別な仕事をしなくちゃと焦っている。ずっと焦っている。きっとタイミングはある。自分で今だと思う時が。コストコのホットドッグってでかい。顔中にケチャップがつく。私は小さい子どもみたいだ。友だちはきれいに食べる。きれいに食べるね、って言ったら「ほら、私はもう何回も食べってから」だって。行きも帰りも、スピッツをかけてくれる。前にクルマに乗った時、スピッツがかかってて絶賛した。だから友だちはまたかけてくれている。「愛のことば」っていいね、と同じことを私はまた言った。ね、と友だち。やさしい。

図書館でこの魔女の絵本を借りた。すっごく!おもしろかった。やっぱり魔女っていいよな、って思う。私は子どもの頃、魔女になりたかった。自立し、媚びず、強くもある。そしてユーモアもあって知恵ある。そんな存在にあこがれている。魔女になりたい。10年の修行をへたら魔女になれるだろうか。そう思ったら、なんだかおもしろくなってきた。

焦ってもろくなことはないって知っている。今、私ができることを。
着実にやっていこう。