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「GC OPTICAST〜投資で暮らそう〜」のブックスタイル「日足チャート」のチャートの見方

 「GC OPTICAST〜投資で暮らそう〜」の「ブックスタイル(週刊ゴールデンチャートで提供していた形式のチャート)」には、さまざまな情報が詰まっています。今回は「日足チャート」に掲載されている情報の見方についてご紹介しましょう。

1.証券コード/社名など

⚫︎銘柄コード/市場/業種(33業種分類)
⚫︎規模別表示 大型/中型/小型
⚫︎貸借/信用銘柄表示(現物取引のみの銘柄は無表示)
⚫︎日経225/300/500種・JPX400採用表示
⚫︎JASDAQ銘柄はJ-Stock表示
⚫︎売買単位、( )内は単位株での最小売買単価

2.日足GCV局面など

⚫︎日足GCV局面
⚫︎GCV局面の表記条件(上位優先)
 陰転:GCVが+15%以上でデッドクロス
 陽転:GCVが−15%以下でゴールデンクロス
 陰の極:GCVが−30%以下
 陽の極:GCVが+30%以上
 注目:GCVが−15%以下
 警戒:GCVが+15%以上
 ※強気継続、弱気継続は掲載していません。
⚫︎実績PER、予想PER:株価収益率 ※連結優先
⚫︎実績ROE、予想ROE:株主資本利益率 ※連結優先
⚫︎実績PBR:株価純資産倍率 ※連結優先
⚫︎年間配当利回り ※株式分割等の影響で実状を反映していない場合があります。

3.ボルテックス株価水準早見表

⚫︎縦横8段階でのグラフ評価。直近週末、1週前、2週前を3種類の■で表示(詳細は以下参照)。基本的に右上に行くほど「強気」、左下に行くほど「弱気」。2週、3週連続で同じポジションにあった場合は■表示が2つ、あるいは1つとなる。8段階での数値評価及び原データはグラフ下に表示。

4.通期/半期/四半期

⚫︎連結ベース優先、※は決算期変更
⚫︎単位は売上高、営業益、経常益、税引益→億円、一株益、配当→円、記→記念配、特→特別配
⚫︎更新日は連結(単独)決算修正日。修正前予想値は期初予想
⚫︎変化率・%:前期実績と今期予想で比較
⚫︎半期の業績数値は、以下のように掲載が推移する
期初は中間期の予想数値を掲載→第1四半期決算発表後は、その四半期数値を掲載→中間決算発表後は、中間期の確定値を掲載(四半期数値は非表示)→第3四半期決算発表後は、その四半期数値を掲載→本決算発表後は期初の中間予想数値を掲載(四半期数値は非表示)
⚫︎四半期決算掲載時は、通期に対しての進捗率(%)を表示
⚫︎最高益:連結88年以降の収益で最高値(億円)。非連結は単独(80年以降の最高値)を表示。連結決算が廃止されたケースも単独値を掲載。
⚫︎業績発表・修正は収録日の一営業日前発表分まで反映
⚫︎「配当」の右側に*印のある決算期は、株式分割(あるいは株式併合)を実施した期で、直近の発行済株式数をもとに「配当」の数値を調整し、現時点から見て連続性を保つようにしている。
※一部の銘柄・業種(業態)の売上高は、決算短信1頁目の値と異なる場合があります。
⚫︎売上高や各利益が過去最高値(実績ベース)の場合は白ヌキ黒バックに

5.売上・経常益推移グラフ

今期まで5期分(5年間)の売上高・経常損益の推移をグラフで表示。売上高は、四半期ごとに売り上げを積み上げた推移が一目でわかる。棒グラフが売上高、折れ線が経常損益の推移を示し、表示期間内の最高・最低値をグラフの上下限に設定

6.会社概要

⚫︎構成:売上構成比(%)、半期更新
⚫︎輸出(海外・貿易):売上に占める輸出(海外、貿易)の割合(%)。半期更新
⚫︎資本金/発行済み株式数/幹事証券
⚫︎業績予想解説、事業展望、投資ポイントなど

7.月足チャート

⚫︎4年間の株価推移に、上場来高値(年)・安値(年)を表記。直近の足は直近週末日締め。株式分割修正に対応済み。
⚫︎チャート表示は12カ月・60カ月移動平均線

8.直近データ/財務指標(連結ベース優先)

⚫︎直近株価/出来高
⚫︎株価の5日/25日/75日/200日移動平均値と、株価とのカイ離率
⚫︎15日GCV/12週GCVの直近値と前日・前週比
⚫︎サイコロ:サイコロジカルライン・直近12日間での勝率。出来ずや、前日比同値は0.5勝と数える
⚫︎回転率:出来高回転率、週間出来高×52週÷発行済み株式数×100(%)。出来高の盛り上がり度を示す
⚫︎一株純資産:会社の全財産を示す総資産から負債を差し引いた純資産を、期末の発行済株式数で割った値。株式分割等が行なわれた場合は、その比率による修正値を表示。マイナスの場合は非表示
⚫︎有利子負債:企業が返済すべき債務である「負債」のうち、企業が利息(金利)を付けて返済しなくてはならないもの
⚫︎利益剰余金:株主資本から資本金・資本剰余金(資本準備金に自己株式の処分差益等を加えたもの)を引いた留保利益。連結決算のない銘柄は「資本剰余金」を掲
株主資本比率:総資産に占める株主資本(純資産)の割合(%)
⚫︎負債/売上:有利子負債(連結)÷連結売上高(前期実績)×100(%) 05/3期ならば、05/3期時点の有利子負債、05/9中間期ならば、同中間期時点の有利子負債を使用。分母の売上高は変わらず
⚫︎配当性向:年間配当金÷一株益×100(%)

9.株価連動性リスト

過去3年間の株価推移(週ベース)をもとに、相関係数(値動きの似ている度合い)の大きな銘柄群である「似た動き」と、相関係数の小さな銘柄群である「反対の動き」をそれぞれ順にリストアップ。対象は東証1部銘柄。東証2部以下の銘柄には対応していない。
⚫︎チャート表示の銘柄Aと、比較対象の銘柄Bとの関係で、Aが上がればBも上がる(Aが下がればBも下がる)といった正の相関傾向が3年間にわたって強ければ、相関係数はプラスとなる。AとBがある一次関数の関係に完全に従って推移した時、相関係数は「1」となり、正反対の動きをとった時は「−1」、つまり相関係数は「−1〜1」の間で推移し、値が0に近ければ、この2銘柄は関連性に乏しいと解釈できる。
⚫︎チャート表示の銘柄に対する個別銘柄の弾性値(β値)は、500種平均に対する値動きの大きさ、株価の上昇・下落のバネの大きさを示したもの。弾性値が1.00以上の銘柄は全体相場に対し「値動きの大きい銘柄」で、1.00以下は「値動きの小さい」銘柄となる。

10.信用残

26週間(6カ月)の信用取引残高。単位は通常、売買単位に準ずる。株価は週末値、出来高は週間合計。売り残・買い残・信用倍率・株価・出来高ともに、過去6ヵ月間での最高値は白ヌキ黒バック、最低値は黒ワク白バックで表示。小さい1/4チャートでは直近5週間分を掲載

11.調査機関別レーティング

直近3カ月(最大12枠)の調査機関別レーティングを表示。 各調査機関・格付け定義は本誌目次に掲載

12.三本新値足

短・中期的な株価トレンドを認識するテクニカル指標。引け値が新高値(新安値)を更新するたびに行を変えてローソク足を記入(更新しなければ記入しない)。直前の三本の足を抜くと陽転、あるいは陰転する。陽線で上昇中の場合は陰転する株価水準、陰転で下落中の場合は陽転する株価水準を右上に表示。陽線(陰線)が多く続いた後に陰転(陽転)する場合は、株価トレンドが大きく反転することが多い

13.大株主リスト/外国人比

年4回・3/6/9/12月末更新【データ提供:東洋経済新報社】
⚫︎外国人比:発行済み株式数のうち、外国人投資家、外国法人の保有する株式数の比率

14.!?市場の話題

個別銘柄について、市場を賑わせた話題をピックアップ

15.分割修正チャート表示

株式分割による変動比率を基に、権利落ち前の株価に修正を加え、株式分割の前後で連続性を保った株価チャートを表示。権利落ち前のチャートは実際の売買株価と分割修正株価を併載

16.決算発表予定日

四半期決算、中間決算、本決算の予定日を掲載。インデックスに表示

チャート内の表示(ファイナンス・信用規制)

⚫︎ファイナンスのチャート内表記
公募増資/第三者割当増資/株式売り出し/減資
⚫︎信用規制のチャート内表記
・東証発表ベース
日々公表銘柄→信用規制→信用規制解除(=日々公表銘柄)→日々公表解除
・証券金融発表ベース
貸株注意喚起→申込制限→申込停止→申込停止解除(=申込制限/貸株注意喚起)→申込制限解除→注意喚起取消

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