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そもそもFX(外国為替)ってなに?

「為替」とは、一言で言うと「世界にある通貨(米ドル、円など)を交換すること」です。

為替取引で、互いの通貨を交換するときの比率を「為替レート」といいます。
為替レートは各国の政治や経済情勢など様々な要因で変動しますが、あくまで2つの国の比較で決まります。

たとえば日本では、円を基準に見ますから

1米ドル=80円 ←円高(円がドルに対して強い)
  ▲▲▲
1米ドル=100円
  ▼▼▼
1米ドル=120円←円安(円がドルに対して弱い)

ということになります。

つまり、為替取引では、将来、米ドルの価値が上がる、と思えば米ドルを買い、逆に、米ドルの価値が下がる、と思えば米ドルを売ればよいわけです。

1米ドル100円の時に米ドルを買って、120円になったときに売却すれば、20円の為替差益が得られます。(逆に80円まで円高になれば20円の差損が出ます。)

例えば海外旅行。
私たちは海外に行くときに、日本円を現地の通貨に交換します。このときの交換比率は、為替市場の相場と連動して決められます。

また、海外から輸入されるブランド品なども、為替の影響を受けて価格が変化します。円高の時など、店先に「円高差益還元セール」などの案内を見ることがありますね。

「為替取引なんて自分とは縁遠い」と思っているあなたも、日常生活の中で為替と触れ合う場面は意外と多いのかもしれません。

「今日のレートはいくらだろう。」「今日は何か重大発表があっただろうか?」

日々のレートや経済ニュースをチェックするうちに、経済の知識や情報が自然と身についてきます。為替取引は、経済のお勉強という意味でも非常に有用であるといえますね。

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