本当に救いたい人は何を求めているのか
noteを始めたきっかけに書きましたが、僕が救いたい人は、改めて「マルチ商法にはまった人の親族」です。
先日、心の底から救いたいと思っている親族に、恐る恐るnoteのリンクとともに報告しました。
「向き合うのはしんどいけど、何かできることはないか考えていく。」と。
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そんなことでさえ、言うのをためらいました。
noteにめちゃくちゃプライベートのことを書く予定なので、親族にnoteのことを話したら何か言われないか、とビビッていました。
それ以上にためらった理由は、僕は当たり前にこの問題から逃げながら生きてきたからです。
30年もマルチ商法を続けている母親がいるにも関わらず、本気で立ち向かったのは数回ぐらいしかありません。
実は、前回初めて記事を書いた後、少しモヤモヤしていました。
単なる僕被害者なんやで、へへ、みたいな評論家的なこと書いてるんじゃないかと悩みました。
色んな問題に苦しんでいる人は世の中に山ほどいます。
マルチ商法以外にもたくさん。知らない世界だらけです。
そんな中、自分の過去の体験談をどや顔して公開していることにためらいがあったからです。
今の自分に必要なのは、覚悟です。
勇気です。
そして、その結果、出てくる行動です。
コンフォートゾーンから抜ける。
コンフォートゾーンを抜け出さないと成長しない。
よく言われることですが、今まさにそうなのだと思います。
マルチ商法に関して、僕は今コンフォートゾーンにいます。
なぜかというと、今マルチ商法に関する接点は母親だけです。
母親からたまに来る、セミナー情報とか健康情報とか、明らかにマルチ商法に関連するLINEを、無視するか、なぁなぁの返事をすれば良いからです。
そこを出ます。
noteかもしれない、別の媒体での発信かもしれない、1対1の対話なのかもしれない。
できることを考えながら動き続けます。
”自分に踏み出せる大きさの”1歩を踏み出します。
N=1を大切にします。
小さなdoを続けます。
どうせ、10年後は誰も覚えていないから。
↑最近いろんな方の話を聞きながら響いている言葉です。
ちなみに、母親にいきなり直接アプローチすることは適切ではないと思っています。
それは、救いたい人はあくまで母親の親族であるためです。
過去の経験からすると、僕が母親に反抗すると、間違いなく腹いせに親族への攻撃が強まってきたからです。
今の母親のターゲットは僕ではありません。
それは絶対に避けないといけない。
なので、やり方やタイミング等は本当に真剣に考えないといけない。
母親への行動は慎重に、覚悟を持ってやらないといけない。
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冒頭、立ち向かうと意思表明した親族からの返事は、下記でした。
「ありがとう。逃げるのではなく、立ち向かうこと。その気持ちが嬉しい。」
感情が溢れてしまいました。
泣きました。
気づいたらnoteを書いていました。
何もしていないし、覚悟を決めて頑張る、と言っただけ。
何も結果も出していないし、何の負担も軽くすることができてない。
こんなことも言えなかったのかと、過去の自分を悔やみました。
ただ、悔やんでも仕方ないので、いま、これから、どうするかを考えます。
この人には、本当に昔からお世話になっていて、何度も何度も何度も何度も、僕の人生のピンチを助けてもらいました。
いくら感謝してもし足りないぐらい。
その恩を忘れていやしないだろうか。報恩感謝。
僕が今後も書こうとしている体験談で伝えるべきなのは、「こんな被害にあったんだよ」ではない、とこの記事を書きながら思いました。
人生の中で、マルチ商法に関わるピンチの場面場面で、僕は必ずと言って良いほど、周りの人に救われてきました。
他者と対話する中で、僕はこのことを無意識に「ラッキー」と表現していました。
その「ラッキー」な経験と、当時救ってくれた人への感謝の気持ちを書こう、と思います。
そこを勘違いしないように、気を付けます。
同じ自己満でも、伝えたいことを明確にします。
また、もう一点感じたことがあります。
救いたい親族にとって、何をしてもらいたいのか、どうやったら喜んでもらえるか、ずっと悩んでいました。
でも、それはもしかすると既に分かっているのかもしれません。
返事にあった通り、親族が求めているのは、「1人でも多く、この問題に、真剣に、立ち向かうこと」ではないかと思いました。
特に、僕のように、身近にあるけど立ち向かうのをあきらめてきた人が、行動することなのかなと思いました。
ちなみに、少しだけ動いた現状でも、残念ながら僕のアプローチしている関係の中では、このような問題を抱えている人にそう多くは出会えていません。
僕の中でもまだまだ恐れがあって、公にどんどんアピールする勇気がまだ足りていないため、アプローチ対象が限られているのが1つ。
また、本当に現在進行形で苦しんでいる方は声を上げづらいので、なかなか辿り着きづらいのも1つです。
僕も、自分にできることはそんなに多くないとは思います。
が、まずは、1歩、自分の中でできる、そのときそのときの最大限の勇気を持って、踏み出し続けていきたいと思います。
決意も込めて。
最後にここまで読んでくださった方の中で、ご協力いただける方がいらっしゃれば、非常に簡単なアンケートにご協力ください。
こんな偉そうなことを書いている僕ですが、前提はあくまで30年間逃げてきた、という事実です。
逃げてきたせいで、自分の親の話以外に関しては無知そのものです。
恥ずかしいぐらい、世間を知りません。
どんな悩みを抱えていらっしゃるか、いらっしゃったか、少しでもお話を聴けると大変ありがたいと感じています。
最後に、記事にスキを押してくださったり、フォローいただいた方、ありがとうございます。
情けないですが、自分の中でもすぐに気持ちの浮き沈みがあります。
noteを書こう、身近に働きかけよう!と思うとき、そうでないとき。
そんなときに、スキやフォローがあると、めちゃくちゃ勇気をもらいます。
継続する励みになります。
悩みながらも前に進んでいけます。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます!!
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