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韓国の学校で学ぶ第2外国語

韓国では学校で「第2外国語」という授業で英語以外の外国語授業がある。

8.15解放以後、まだ教育課程が設けられていなかった時代には中学校(40年代

当時は中学校と高等学校が分離されていなかった)が教えなければならない外

国語教科で、英語をはじめドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語が指定

されていたと知られている。




韓国戦争によりソ連との敵対関係によりロシア語がなくなり、高校の外国語

科目として英語、ドイツ語、フランス語、中国語が指定された。

第2次教育課程では、英語Ⅰは必修、英語Ⅱとドイツ語、フランス語、中国語は

学校長選択科目[6]に指定され、1969年にスペイン語が新規追加される。 第3

次教育課程が施行される1973年に日本語が新規追加され、その時から外国語

科目は英語と第2外国語に分割される。 その後、第6次教育課程でロシア語

が新規追加され、第7次教育課程ではアラブ語が新規追加されるに至る。



時代によって学生たちに人気のあった外国語が違うが、歴史的に第2外国語

教育は大きくドイツ語·フランス語2強時代(1950-80年代)、ドイツ語·フラ

ンス語·中国語·日本語4強時代(1990年代)、中国語·日本語2強時代(2000

年代以降)に分けられる。





韓国の第2外国語教育は入試と貿易関係、外交論理に振り回されてきた。

韓国という国は小さくて弱い国だったため、昔から外国との貿易と外交を重

要視し、第2外国語の教育が発展してきた。

もし、韓国が大きくて強い国だったら、わざわざ第2外国語を学ぶ必要もな

かったかもしれない。




中学校から初めて第2外国語授業を受けることができる。

中国語、日本語、ロシア語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、アラブ

語、フランス語など、自分が勉強したい科目を選択して受講ができる。

私が中学校だった2000年代初めに学生たちに一番人気があった科目は中国語と日本語だった。

その時中国は発展の速さが早くて、中国語を勉強すると社会人になって貿易

やビジネスに活用することができた。日本語はその当時日本のヘヘアスタイ

ルやJpop、日本のドラマが韓国で流行ってましたので、日本語を勉強したい韓国学生が多かった。


しかし、いいことだけがあったわけではない。

大学に入学しやすくするために点数を取りやすく、競争者が少ない科目を選択し、主にアラビア語を選んだ学生も多かった。

競争者が少ないため、少しだけ勉強すれば高い評価を受けることができたた

め、大学合格率が高かったためだった。




どんな理由であっても、幼い頃から学ぶ外国語はその国に良い印象を残すこ

とができる。

日本には、特に東京にはたくさんの外国人が住んでいる。
渋谷と原宿に行けば本当にたくさんの外国人を見ることができる。
その外国人たちは日本に住んでいるから必ず日本語を知らなければならないと思う。
それは彼らが住んでいる国と社会に対する礼儀だと思う。


でも日本という国全体的に見ると日本に住んでいる外国人と一緒に生活する国になっていると思う。

だからお互いに理解してもっと親しくなれる社会になってほしいと思う。

日本でも幼い日本の学生たちが学校で自分の勉強したい外国語を選べるようになって一生懸命に勉強して日本に住んでいる外国人と一緒に日本の未来を明るくする素敵な大人がたくさんできてほしい。

















第2外国語:제2외국어

解放:해방

ソ連:소련

至る:~에 이르다

入試:입시

貿易:무역

外交論理:외교논리

振り回されてくる:휘둘려오다

重要視:중요시

受講:수강

いずれも:모두

競争者:경쟁자

良い印象を残す:좋은 인상을 남기다.

親しく;친하다


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