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めっちゃリアルな夢

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めっちゃリアルな夢ってあるじゃないですか。実際に数時間働いた体感があるのに、起きたら夢で今から仕事が始まると思うと鬱になります^p^ でも確かに働いてたような気がするんですよね。夢じゃなくて、もしかしたらパラレルワールドにいたのかもしれない。実際に働いていなくても、働いている感覚があると疲れる。人体の不思議。

五億年ボタンという思考実験があります。元ネタは菅原そうたさんの漫画「みんなのトニオちゃん」の中のお話しですね。
ボタンがあってそれを押すと100万円が手に入る。しかしボタンを押すと精神が何もない空間に飛ばされ、そこで5億年過ごさなければならない。それだけを聞けば絶対にボタンを押さないと思いますが、5億年経つとその間の記憶が消えてしまう。つまり、ボタンを押した人にとっては『ただボタンを押したら100万円がもらえた』という経験がだけが残るというものです。

このボタンを押すか押さないかという議論はネット上で長年されています。「五億年も一人ぼっちで過ごすのは無理だから絶対に押さない」という人もいれば「記憶が消えるのなら、5億年の経験は自分がしたものとは違うと言えるので押す」と言う人もいます。

自分がどうかと問われれば押したくないとは思うものの、それは元ネタの漫画を見て5億年という期間を過ごすことが過酷であることを知っているからと言う理由もあると思います。恐らく、大抵の人が5億年過ごす中でボタンを押した事への後悔を覚えると思うのですが、その記憶が無くなってしまえば「ボタンを押したら100万円がでた!? しかも何も起こらなかった!!」となってしまうはずです。

ここが怖い所で、自分が知らないだけで気が狂うほどの体験は確実にされているんですよね。でもその実感がないからボタンを押してしまう。押す派と押さない派で意見が別れるのも理解できますし、本当によく出来たお話だと思います。
なにはともあれ、人の経験は感覚に基づくもので、夢や仮想空間であっても本人がそれを体験したと思えば、実際に起こったのと変わらないのかもしれません。逆に思い出せなければ実際に経験していても記憶には残らず、人体に影響はないのかもしれません。あなたは五億年ボタン押しますか? 押しませんか?
それでは本日も素晴らしい出来事をありがとうございました!! ここまで読んでくださり感謝です!! 明日も素敵な一日になります!!

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