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盛り上がる五輪の裏で、都内では医療崩壊が現実のものに…

「医療崩壊の危機」「医療崩壊の瀬戸際」などという言葉は、緊急事態宣言が出されるたびに何度も目にしてきました。
東京五輪は日本人のメダルラッシュで盛り上がりましたが、一方で安全の要、バブルは予想通りいい加減なもので、関係者が公共機関に乗って会場に向かったり、選手村を出てコンビニにいったりと、穴がある状態でした。
バブルとは一般の国民と、選手関係者が出遭わないことが前提ですから、全くひどいとしかいいようがありません。

五輪がどれくらい感染拡大に影響を与えたかはわかりませんが、一日に1万5千人前後が陽性者として増大しています。
そのため、感染拡大で医療が崩壊している東京都などでは、自宅療養が基本になりました。

従来でも感染力が強い新型コロナですが、今流行のデルタ株は感染者のウィルスが従来よりもかなり多いため、感染力は水疱瘡なみということです。
こういった感染者が自宅療養すれば、家族にも感染します。一人暮らしならば買い物にでかけなくてはなりません。百貨店などでも感染者が増えていますから、そういった影響もあるようです。

医療崩壊が起きると、緊急に手術が必要な事故に遭った場合なども搬入先がなかなかみつからず…というようなケースが出て、緊急手術が受けられずに亡くなるというケースが出てしまいます。

また、新型コロナに患っても、なかなか入院できず、重症になるまで満足な医療が受けられず、そのまま亡くなったり、入院しても間に合わないケースも出ています。実際に、自宅療養で亡くなる人も出てしまいました。
8月7日の記事に1万8444人が自宅療養とありますので、この数字もさらに増えるでしょう。
当然増えてくれば、訪問医療を受けられない人も増えて・・・ということで、悪循環を招いていて、感染者の数字に歯止めもきかず、亡くなる人も増えていってしまいます。

正直、東京都や首都圏、沖縄など感染が大きく増加している地域はもっと危機感をもたないと、万が一自分や家族が入院が必要な時、対応してもらえず、悲惨な状況を迎える人が増えてしまうでしょう。
また、メディアも五輪一色で、国民にも伝わらず、人によって認識の差がすごく出てきています。
だから、こういったことも起きてしまいます。
個人的には東京はロックダウンが妥当だと思いますが、そういう時期に(バブルがいい加減な)五輪をやっていたのは正直、犠牲の代償はこれから大きくなるのではないかと懸念しています(少なくとも東京などではコロナに感染した時のリスクがより高くなっています)。

風邪はかかり始めが大事ですが、新型コロナも例外ではないと思われます。
Dr.ISHIGUROという医者の方の動画に、海外の事例ですが、初期からしっかり休養した人は重症化にならず、仕事などが忙しく放置した人は重症化して亡くなったという動画も見ました。(ですから、初期症状から悪化した場合は、積極的な治療が効果をうむと思いますが、今がそれができなくなっているのが問題なんですね)。

新型コロナも風邪と同様コロナウィルスですから、しっかり自己免疫を管理して、予防することはとても大切です。
すなわち、睡眠をしっかりとる、適度に散歩など運動をして日光を浴びる、お酒やたばこはたしなむ程度に(やらないにこしたことはない)、野菜や健康食品をしっかり食べる、こまめに服を着替えて温度調節・・・個人的にこういうことをまめにすることで、免疫をカバーできて、風邪の初期症状が出ても、風邪にいたらず回復できています。
また、気温の変化が激しい時に、薄着したりすると免疫がおちて風邪をひきやすいので、寒さというのは大敵ですね。
加えて、ウィルス量というのは重要な要素なので、こまめに換気することも大事になってきます。

※あくまでも個人の考察ですが、情報ソースを明確にするよう心がけております。実のある記事と思ったら、サポート、拡散などよろしくお願いいたします。

歴史は戦国時代、三国志、太平洋戦争に興味があり、今は現代の政治の在り方に疑問を持ちます。サポートいただいた場合は、本などを購入して、少しでも有用な何かをお伝えできるよう努めたいと思います。ご支援よろしくお願いいたします。