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PayPay ポイント運用入門

割引あり

[ この記事でわかること ]
・付与されたポイントを利用して資産運用を疑似体験する手法を紹介
・実際の投資信託を購入する際に役立つ知識とヒントを得られます




投資について

「今」なぜ資産運用(投資)が必要なのか?

「 新NISA 」をはじめとして、ここ数年の間に株式投資や投資信託などの金融資産への投資が注目されていますよね。

私のところにも、「 NISAの開設はどこの金融機関を利用したら良いのか 」「株式投資をどの様に始めたら良いのか 」「投資にチャレンジしてみたいけど、損をしそうで怖い」など様々な投資に関する相談があります。


金融教育を受ける機会が、あまり無かった時代を生きてきた人達にとって、当然の不安だと言えます。

特に投資をしなくても、1990年代頃の銀行預金金利は「5%超」なんて時代もあったくらいです。
100万円を一括して銀行の定期預金に預けると、10年後の満了時に約160万円になって戻ってくる時代です。

銀行預金だけで、お金は増えていたんです。
株式投資に比べて、低リスクで…

2024年のこの超低金利の時代には考えれないですよね。
国内にある銀行預金に一括して100万円を預けていても、現状の金利水準である限り、私たちが生きている間に預けたお金が160万円になる事はありません。



一方、モノの価値である物価が上がってきている現在、お金の価値が急激に減少している事を肌身に感じませんか?

ガソリン代、電気やガス料金が値上がりをしていますよね。
加えて、私は晩酌のお供にスナック菓子を食べるのですが、開封する度に、以前に比べて「内容量」が減ってきている事を実感します。
「少なっ!」

そんな物価上昇にお金の価値も追いつく必要があるのですが、とてもじゃないけど追いついていない。

2024年3月の消費者物価が前年同月比 2.6%も上昇するなか、ようやく短期金利0~0.1%へ引上げ。銀行預金の金利じゃ資産は増えないどころか、実質のお金の価値が減り続けている状態なのです。

以前100円で購入できていたモノが、120円の支払いをしないと購入できなかったり、100円で同じモノは購入はできるけど、量が減ってしまっているので、同等価値のモノが100円では購入できない訳です。

以前と同等の水準(同等の量)でモノを購入する為には、それに対応できる様にお金を増やす必要があるのです。

株式投資を実践してお金を増やし、インフレに備えていく。
これからの時代は、資産運用のひとつの手段として、株式投資などを利用していく必要があると思います。



投資におけるリスクとリターン

株式投資を実践するとして、お金が減ってしまうとイヤなんです。
スナック菓子の「量」が減っているのは確かにイヤなんですが、目の前の「お金」が減ってしまうのは、もっとイヤなんです。

その様な考えもある事を十分承知しています。

お金の減る危険がなく、ドカーンと大きく増える投資があれば大歓迎!
残念ながら、その様な投資は一般的ではありません。

リスクが全く存在しない株式投資はありません。

「リスク = 損失や危険」と思っておられる方も多いですが、そもそもリスクとは「不確実性」を表すもので、ある可能性の度合い・・・を示す言葉なのです。

つまり、お金が減る可能性・・・もあれば、お金が増える可能性・・・もある。
これが「リスク」なんです。

続いて「リターン」。
投資においては、得られる収益の事を指しています。
収益がマイナスの時もあれば、プラスの時もあります。

なんだか、リスクの説明と同じような感じですが、そうなんです。

一般的に、リスクとリターンは表裏一体の関係にあります。つまり、リスクが高いほど、期待できるリターンも高くなります。逆に、リスクが低いほど、期待できるリターンも低くなります

ボラティリティ( = 変動の大きさ )などと呼ばれたりします。

銀行預金は低リスクの為、低リターンなのです。
可能性は低いですが、銀行そのものが破綻する可能性はあります…

リスクとリターンの関係から、株式投資などの投資を始めるにあたって、自分のリスクの許容度合いを把握する事が大切になってきます。

具体的に言うと、『どれくらいの損失までであれば許容できるか』を自身で把握する事です。

リスク許容度が高い人は、ハイリスク・ハイリターンの投資商品を選ぶこともできますが、リスク許容度が低い人は、ローリスク・ローリターンの投資商品を選ぶ方が良いでしょう。


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