一曲いかが?「フォニイ」
昨日,梅の花に関する記事を書いたので,花つながりで一曲.
はじめに語り部は,「この世で造花より綺麗な花は無いわ」と断じている.
一方で,本物の花は,
つぼみが開き,虫や鳥があつまり,いつか花弁が落ちる,
と変化していくからこそ,今この瞬間が美しい.
語り部は,「総ては嘘で出来ている」という点で,造花に自分自身を重ねているようだ.
続く "Antipathy world" は,それゆえの自己嫌悪を表しているともとれる.
最後まで絶望の雨は止まないが,語り部は傘をさしており,希望も残っているように思える.
白い冬のあとには,かならず色とりどりの花が咲く春がくる.
歌詞の割にメロディーが暗くないのは,光をみる前の闇を歌っているからかもしれない.
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