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Hiveブログの報酬をビットコインのライトニングウォレットに引き出す方法

はじめに

Hiveブログでは、投稿した記事やコメントへの「upvote」(いいね)に応じて、暗号資産で報酬を受け取ることができます。

受け取った報酬は、V4V.appというサービスを利用してWallet of Satoshiなどのビットコインライトニングウォレットに送金可能です。

私は今年9月に開催されたBitcoin Tokyo 2024に参加した際、渋谷ライトニングマルシェでいくつか買い物をしましたが、この時に使用したsatsは全てHiveブログの報酬で用意したものでした。

この記事では、例としてHive Walletの$HBD(Hive Backed Dollars)を、V4V.app経由でWallet of Satoshi(ライトニングウォレット)に出金する手順を紹介したいと思います。

なお、本記事は既にHive Walletに出金可能な$HIVEまたは$HBDを持っている方向けに書いたものです。またHiveアカウントをお持ちでない方は、アカウント取得の上ぜひブログを始めてみてください。ライトニングウォレットに出金する程度の額であれば、比較的短期間で貯められると思います。

HIVEアカウントを取得する方法(HIVEブログへの登録方法)
Hive Keychainのインストールと設定方法 – ステップバイステップで解説

(いずれも外部サイト)

V4V.appとは

V4V.appは、Hiveブロックチェーンとビットコインのライトニングネットワークを接続するサービスで、HiveユーザーのDr Brian of Londonさんが運営されています。

サポートが必要な場合は、Hiveブログのコメント欄やテレグラムで彼にコンタクトを取ることができます。

※V4V.appは取引所のような大規模なサービスではないこと、まだベータ版であることにご注意ください。

V4V.appを利用することで、Hive Walletで保有する$HIVEや$HBD(Hive Backed Dollars)を、Wallet of Satoshiなどのライトニングウォレットへ、satsに換えて送金できます。

利用にはHiveアカウントとライトニングアドレスが必要です。

手数料について

最新の手数料は、以下のページで確認できます。

Hive to Lightning Gateway Fees | v4vapp

参考までに2024年12月4日現在、Conversion Feeとして50 sats(一律)+交換額の1.7%の手数料が掛かります。

Minimum invoice は 500 sats、Maximum invoice は 150,000 satsです。$HIVEであれば 1.55$HIVEから、$HBDであれば0.48$HBDからと、かなり少額から利用可能です。

手数料、送金可能額の下限・上限は変動する可能性がありますので、送金前に上記のページで確認してください。

今回は、私のこのWallet of Satoshiに送金してみたいと思います。受け取り前の残高は9,343satsとなっています。

送金手順

今回は$HBDを送金しましたが、$HIVEを使う場合でも手順は変わりません。

V4V.appにログイン

V4V.appにアクセスします。

画面右上の「Login as」をクリック。

アカウント名を入力し、一番上の「HIVE KEYCHAIN」をクリック。Hive Keychainが立ち上がるので認証します。

ログインすると、中央のカードにアカウント名やアイコンが表示されます。

送金額の入力

中央上部のメニューから、「SEND」をクリックします。

グレーの枠内に、WoSのライトニングアドレスを入力します。

ライトニングアドレス入力欄右の「$☑️」と書かれた紺色のボタンをクリックすると、次のような画面が立ち上がります。

今回は11 $HBDを送金します。Amountに「11」と入力し、その横のプルダウンで「HBD」を選択します。

$HIVEを送金したい場合は、送金する$HIVEの数量を入力の上、プルダウンで「HIVE」を選んでください。

「OK」ボタンをクリックすると、次の画像のようにインボイスが入力された状態になります。24時間以内に送金する必要があります。

送金する

Hive Keychainで認証して送金します。

⚠️この画面が若干わかりづらいため、注意が必要です。

先ほどの画面で選択したのとは違う通貨で送金することもできるようで、$HBD、$HIVE両方の見積額が表示されています。また$HBDが「HUSD」と表示されているため少々混乱します😅

また下段の2つのボタンはHive Keychainでなく「HAS」という認証アプリを使って送金する場合のボタンです。私自身は「HAS」を使ったことがないため、ここでの説明はスキップします。

今回は、当初の予定通りHive Keychainを使用して$HBDを送金しますので、左上の「HUSD × Hive Keychain」のボタンをクリックします(赤枠)。

Hive Keychainが立ち上がります。

この時、Amountが13$HBDとなっており「?」となりますが、差額は交換後すぐにお釣りとして戻ってきます。この辺りの仕様についてはまた調べてみたいと思います。

ライトニングウォレットを確認する

WoSを確認すると、11,138satsを受け取っていました。

Hive Walletからの送金が11月30日13:42、Wallet of Satoshiでの受け取りが13:39と少しずれていますが・・・

送金とほぼ同時に受け取りができました。

Hive Walletの履歴を確認したところ、送金と同時に多く送った$HBDが返金されていることが確認できました(緑文字部分)。最終的に、11 $HBD送る予定のところ、11.052 $HBDの送金(交換)となりました。7〜8円多くなっていますが、許容範囲だと感じます。

おわりに

Hive Walletの残高($HBDまたは$HIVE)を、ビットコインのライトニングウォレットにsatsとして出金する手順を紹介しました。

satsを貯める一つの方法として、Hiveでのブログ投稿は悪くない手段だと思います。

Hive関連の情報は以下のブログに日本語でまとめています。興味を持たれた方はぜひ😉

スカラベジャーニー | 分散型ソーシャルメディアHIVEブログを解説

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