ロールキャベツの余裕
お花屋さんに行くだとか祖父母に連絡をするとか可愛い靴下を買うとかロールキャベツを作るとか、そういうことって心に余裕がないとできないことだな
湯がいて綺麗なみどりになったキャベツの葉でお肉を包みながら考えていた
でも、うーーん、なんか、そうなのかな
珈琲を飲むのにお豆から挽いているけど
ドライフラワーを飾っているけど
今日はロールキャベツを作るけど
これってもしかして、焦らないための演出なんだろうか
余裕があるからするというより、余裕を持てるように自分を落ち着かせているのかもしれない
今考えても仕方のない心配とか漠然とした不安とかただただ焦ってしまうとか、本当はすごくあって
丁寧に生活をしていても夜は寝付けず悪夢をみるしやっぱりあの時の自分の方が好きだなこれで良いのかなもっと頑張れるのになとか色々考えてしまうけど
"余裕がない時こそちゃんとご飯を作ってみる"
それでもいいか、それでもいいな、それがいいな
ロールキャベツに火が通る
どんな時も、美味しいものは美味しいから
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