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メンバーが入れ替わる部署は簡単な仕組みにする

私の大学教員のキャリアは、
実習室での助教です。

大学教員というと個人研究室があって授業以外は部屋にいるイメージがあるかもしれませんが、5人部屋でした。
地域包括支援センターみたいですね(笑)。
 

助教2名、大学職員3名という構成。
「これは助教というより、助手というか大学職員ではないか」と思わず愚痴をこぼしたくなるような時もありましたが、経験して勉強になったことがあります。
 
それは、全員で使用するデータは、Excelだと複雑な数式や設定はしない
というものです。
 
100名以上の学生が社会福祉士の実習に行くので、その管理や事務書式、成績評価などを実習室で行うわけですが、
詳しい人がいないと業務が進まない、エラーが出た時のリカバリに時間がかかるような設定をすると困るわけです。
 
特に任期付きの教員、部署移動や退職なども多い大学職員で構成されていると尚更です。

「誰が来ても仕事ができるようにしておく必要がある」
という大学職員の言葉が印象的でした。 
 
中には、
「こんな設定するよりも~使ったほうが効率的」だという助教の人もいましたが、いじった矢先にミスをして大変なことになっていましたし、自分たちにとってもシンプルなものが一番ですね。


あるラジオで
「事務は色んな仕事をすることになるが、『~ソフトが使えるかどうか』など、一種の分断が起きている」的な意見を聞いたことがあります。
全員が参加・貢献できる土壌は可能な限り整えたいなと思っています。
 
 
今、職能団体の支部活動でも
「このチラシはcanvaで作りました!」みたいなやり取りが出てきていますが、
一定の年齢以上の方は覚えようともされないですし(笑)、ずっと作成する人が固定されないか・・・心配しています。
 


ちなみに、個人ではmicrofoftのcopilot課金して、資料作成とかAIに手伝ってもらうようになってます。

 
本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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