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カードゲーム「ito」を使って価値観を考える

久し振りの講義ネタです。
 
演習でやるワークにカードゲームの「ito」を取り入れています。

簡単な紹介動画もありました。


めっちゃ簡単に言うと、 

あるお題に対して、1~100が書かれたカードがプレイヤーに配られるので、1が最低、100を最高の状態とした時に、手札の数字に見合うものを表現してもらい、低い順番を予想して出していくというゲームです。自分の手札の数字は絶対に言ってはいけません。
  
「内村さまぁ~ず」という番組でも扱われ、3人がめっちゃ楽しそうにプレイしている回があります。
 
 
例えば、「大学生活でテンションが上がること」みたいなお題だった場合で考えてみます。
 
皆さん、「80」というカードだったら何が思い浮かびますか??
 
私だと
「卒論が終わった」
「めっちゃホワイトなバイト先が見つかった」

 
くらいでしょうか。
人によっては「80より高いんじゃないか」とか、その逆もあると思います。
 

逆に「12」とかだと、なんでしょう。
「通学の電車で一駅だけ座ることができた」くらいでしょうか。
 
テンションが上がらないでなく、上がることで考える必要があります。
 
 
学生に混じると世代間ギャップでめっちゃ迷惑をかけてしまうことがありますので、結構辛いです(笑)。

 
やってもらうと、価値観や優先順位の違いについて触れることができるので、社会福祉系の演習には向いているのかなと思っています。
あと、人の例える力とか表現力を把握するのにも適しているので、アセスメントとして考えても面白いです。
 
 
加えて、学生には自分たちが司会をする時の視点から注意すべき点なども考えてもらいます。
 
私的には「全員が分かるであろう内容で例える」ことをルールとして強調しています。

例えば「人気のある有名人」だったとしたら、いわゆる中二病的な子どもだと「ちょい役が多い声優さん」みたいに十分に認知されていない人を言ってしまうことがあります。
 
そうなると、「知らん」「面白くない」とシラケてしまうことがありますので。フォローも大事です。
 
何か参考になりましたら幸いです。


本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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