見出し画像

サル化する日本人。

先日、こんな記事を読みました。

まさに、言い得て妙。

思ったことを書きます。

環境が人間を創る。

サル化する日本人。退化する日本人。
学ばなくなった日本人。本を読まなくなった日本人。
自分さえ良ければ思考の日本人。

あらゆる出来事に、どこか他人事の日本人。

画像1

若者が悪いんじゃない。こんな社会を作った大人が悪いんだ。
子供を責めるのは間違っている。
その子供を育てたのは、大人だ。社会だ。環境だ。

我慢ができない子供が増えているという話を聴く。
我慢ができないのは、我慢をするということを教わってきていないからだ

教えるのは親だ。今の親は、夫婦共働きが多い。
子育てに時間を取れない。そんな余裕もない。
祖父母は子供を甘やかす。そんな環境で、自立した人間が育つのか。

もしかしたら、働きづめで子供と向き合うことができない
罪悪感から甘やかしてしまうのかもしれない。

もしかしたら、余裕のなさから、
叱るという行為ができないのかもしれない。

とにかく、

子供を育てるのは、親だ。
その親を育てたのは、親の親だ。
その親の親を育てたのは、そのまた親の親の親だ。

子供を責める前に、自分を責めるべきだと思う。
かといって、親を責めるのも違う。
社会、環境のせいにするのも違う。

良くも悪くも、親の背中をみて子供は育つ。
それを模範とするのか、反面教師とするのか。

結局は、自分で決めて、自分で行動する。自己責任だ。
かといって、自己責任だと責めるのも違う。
環境を作ってあげるのは、大人だ。一人一人の私たちだ。

「環境が人間をつくる」が、
「人間が環境をつくる」こともできる。

未来の子供たちにとって、生きやすい環境を作って行くべきなのだ。

「自分事」でないから「他人事」になる。

高齢者ばかりの政治家は、未来に向けた政策を取らない。
自分さえ良ければいい。全て後回し。未来に先送りする。

高齢者ばかりの日本で、選挙権があるのは高齢者。
高齢者の、高齢者による、高齢者のための政治が行われている。

若者が次の時代を担うのだから、政治も若者が政治を担うべきだと思う。
昨年、フィンランドでは、世界最年少の34歳の女性が首相になった。
その新内閣は女性12人・男性7人、平均年齢47歳。

画像2

一方、日本の安倍内閣は、平均年齢は61歳。
最年少は小泉進次郎38歳。女性閣僚は現在19人中3人。
これでは、新しい時代に適していないんじゃないかと。
未来に責任ある政治ができない、いや、しないんじゃないかと。

画像3

普通、自分がやったことは、自分で責任を負わなければならない。

政治家であれば、行った政治に関する責任問題が追及されるわけで、
責任は負わなければならない。
この人たちは、責任を負う気がないんじゃないだろうか。

ちなみに千葉市長は、こんなことを仰っています。


ヒトは、本を読まねばサルである。

以前、こんな広告がありました。

画像4

考える力=人間だと思います。

上の広告は、バナナに群がる裸のヒトですが、
マスクやトイレットペーパー、
食料の買い占めに群がる人にも重なって見えます。

今さえ良ければではなく、自分さえ良ければではなく、
過去・現在・未来にわたる広々とした時間の流れの中に
自分を位置づけることができるかどうかの違い。

それが、人間とサルの違い。

平成 30 年度の「国語に関する世論調査」によると、

1ヶ月に読む冊数は、

・0冊 47.3%
・1〜2冊 37.6%
・3〜4冊 8.6%
・5〜6冊 3.2%
・7冊以上 3.2%

だそうで、月に1 冊以上読むと答えた人の割合は52.6%しかいない。
国民の半数が本を読まないとも言える。
これではサル化しても仕方ない。

人間とサルの違いは、考える力。
過去・現在・未来にわたる広々とした時間の流れの中に
自分を位置づけることができるかどうかの違い。

それを身につける基本かつ最善の方法は、読書だと思います。
ヒトは、本を読まねばサルなんだから。

情報を、知識を、知ってるのか知らないのか。
知ろうとするのかしないのか。知ったら行動するのかしないのか。
それによって、行動が変わり、結果が変わるのだと思います。

知識が少ないから、適切な判断ができないのだと思います。
人は自分の知識と経験からしか物事を判断することができないですから。

この本は、ぜひ読んでみようと思います。
(読んでなかったんかい。笑)

最後までお読みいただきありがとうございました! サポートも嬉しいですが、スキやコメントなどのリアクションもいただけると、とても励みになります☆