ご近所の雑草

画像1 雑草を見ていると、生きるということに、特に意味なんてないんだなぁと、つくづく納得させられます。つれづれなるままに、適当にお暮らしになっている、ご近所の雑草たちをご紹介します。
画像2 【 001. そんな所に生えて、いったい、どうするおつもり。】 石垣のすきまの、土なんてほとんどないはずの裂け目に、雑草が、かたまって生えていました。なんだか、いじらしいですね。幸運を祈ります。
画像3 【 002. もしもし、住民の皆さん、お宅の裏が大変ですよ。】 非常梯子の下から三分の二ほどが、雑草のえじきに。何か事が起こったときに、これじゃあ、住民の皆さんが避難しにくいでしょう。でも、とっても、味わい深い風景です。いいなぁ。
画像4 【 003. なに、撮ってんのさ。すいません、雑草なんです。】 人が見ていると写真って撮りにくいですね。雑草とか、電柱とか、そんなものを撮ってると、なんだか、挙動不振、まるだしだし。このときは、野良猫に見とがめられました。
画像5 【 004. 見上げれば、そこに雑草。あったり、なかったり。】 散歩道の途中に、立体交差の所があって、下から見上げると、ちらちらと雑草が見えたりします。風に揺れている様が、そこはかとなく、いい感じ。冬場は、枯れているのか、ただ空が広がっているばかりです。
画像6 【 005. 見下ろせば、そこに雑草。踏まれても、知らん顔。】 ちょっと足を止めて眺めていると、何人かの人が、この雑草を踏んづけていきました。でも、ご本人は、あまり気にしていないご様子。とりあえず生えているだけですから、という感じで。
画像7 【 006. 雑草を連れて、家に帰ろう。例えば、こんな風に。】 気が向いたら、雑草を家に連れて帰ってきたりします。それを、家人が活けたりします。あっという間に、枯れてしまうんですけれど。数日間だけの同居人。いえ、同居草の思い出のひとこま。
画像8 【 007. 雑草を連れて、家に帰ろう。そして、こんな風に。】 わび、さび、雑草、丑三つ時。雑草とともに過ごす夜は、なかなかオツなものです。皆さんも、ひとつ、いかがですか。
画像9 【 008. 雑草を食めば頭のころがりて。のどけき春の日に。】 子供たちのために、置いてあるんですけど、公園に。気の弱い子は、泣いてしまうんじゃないでしょうか、これ。でも、とても好きな物件です。
画像10 【 009. 団地草。幾たびも生い茂り、幾たびも枯れていく。】 団地の一室一室に、それぞれの人生があって、雑草の一本一本に、それぞれの草生があって、それをぼんやり眺めている、わたくしがいる。この風景を見るために、ただそれだけのために、わたくしは生まれてきたのではないか。ふと、そんなことを思ったする、ある一日がありました。
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