【映画レビュー】プラダを着た悪魔 夢は幸せの部分集合

相変わらずアンハサウェイは美人だ。今も昔も変わらぬ美しさ。プラダを着た悪魔では23歳だったが、今に比べて少し幼さがある感じがこれまたいいのだ。

そんなことはさておき、夢を追いかけるということはどういうことなのか?夢に向かって一生懸命頑張って、ようやく叶えられたとき得られるのは達成感という幸せだ。しかし、そんな幸せを手に入れるために、友人や大切な人との時間など、日々の些細な幸せを犠牲にするのはどうだろうか?
夢という幸せを手に入れるために多くの幸せを犠牲にしてしまっては、いくら夢が叶ってもそれまでに犠牲にした幸せをひっくるめたら、それは本当の幸せではないのかもしれない。
もちろん夢に向かって一生懸命になるのは悪いことではない。ただ、日々の幸せを捨ててまで追いかけるほどのものなのか?それとも、ほんとに日々の幸せを捨てないと叶えられない夢なのか?道は一つではないはずだ。
一生懸命になりすぎたときは、一旦立ち止まって自分の進んでいる道を俯瞰してみてはどうだろうか。
そんなことを考えさせられる素晴らしい作品であった。

アンハサウェイの美しさを楽しみたい人。夢に向かって突っ走っている人。そんな人たちにおすすめの作品。

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