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うつヌケ。また人と繋がりたいと思った話と潜在意識の現実化

最近は毎日部屋を整えて、綺麗で気持ちのいい部屋で、好きなブログを書いたり、朝活に参加したり、自分なりの楽しい毎日を過ごしています。元うつ病、今はご機嫌な暮らし研究家のかもめです。

今日は「また人繋がりたいと思い始めた話」です。
先日かなり、ショックなことがありました。息子が通っている幼稚園のクラスのグループラインがあったことを初めて知ったんです。そのグループライン、クラス全員のママが入っていて、なんと入っていないのは私だけだったんです。
3年前からその幼稚園に通っているんですよね。つまり私は3年間もそのコミニュティにいて一度も、誰からも、誘ってもらえなかったという。残念すぎる女かもめです。

息子を幼稚園に入れた時、私はすでに鬱を患っていました。とても子育てができる状況でなく、2歳からつまり年少々から入れられる幼稚園があることを知って、藁をもすがる気持ちで入園させました。入園式はすっぴんで髪ボサボサで、家にあった服を適当に着ていきました。息子の人生初めての入園式だったのに、私は着飾ることができませんでした。
とても新しいママ友を作るという気持ちになれなかったし、そんなパワーどこにもなかった。


うつ病の症状のひとつに「人との関わりを避ける」というものがあります。「人と会いたくない」「電話の着信が怖い。電話に出られない」「メールやラインの返信が出来ない」たぶん鬱の人はみんな抱えている悩みなのではないかなと思います。
私から他のお母さんに話しかけたりしなかったし、せっかく話しかけてもらっても、私は相槌ぐらいしか打てなかったのかもしれない。

幼稚園にはほとんど顔を出さなかったし、運動会や参観日などの保護者が参加するイベントの時は、人が多いところにいると息が出来なくて、苦しくて、そんな時は集団から離れて外に出てました。
そもそも他のママ達から同じクラスだと、認識されていなかったのかもしれないし、そのうちそれぞれの仲良しのママグループが形成されて、誰も話しかけてこなくなり、私は幼稚園のママ達の中で孤立して、浮いていました。でも別にそれでいいと思ってました。

私は誰かと繋がることに疲れていました。ストレスの一番の元は人間関係です。もう傷つきたくなかった。当時の私は生きているだけでギリギリで、夫と息子以外の人間を自分の世界に入れたくなかったんですね。

でも去年くらいから鬱がよくなり、子供のためにもママ友作りたいなと思うようになってきました。でも去年はコロナの自粛で、保護者同士が会うことがほぼなく、ママ友を作れないまま終わりました。

そして、先日ひさしぶりのイベンドとなる親子遠足があり、「頑張ってママ友作るぞ!」と思っていたところに、幼稚園のクラス全員のグループラインが存在していることを知ったのです。
自分から周りと距離を置いておきながら、私1人だけ仲間に入れていないことにショックを受け、自分が所属しているコミニュティの中で自分1人だけ拒絶されていると感じて、傷ついてしました。

とりあえずその日に、そのグループラインには招待してもらえたし、ラインの連絡先を交換できた人もいたし、遠足後には息子と仲良しの子と一緒に遊べて、ランチをご一緒することもできました。勇気出して話しかけてみてよかった(涙)。これからまた少しづつ、人とつながっていけたらそれでいいと思っています。

結局この自分だけ仲間外れにされていたという事実は、私の潜在意識が望んだことが現実化されただけの話なんです。
前に死にたいと思っていた時にケータイのキャリアを解約しました。電話の着信が怖くて、メールもラインも返せなかった。ケータイを解約した後もWi-Fiでスマホを使っていて、一応ラインは残していたのですが、そのスマホも落として無くしました。ケータイ番号を解約してしまっているので、ラインのアカウントに入れなくなり、スマホの中にあったみんなの連絡先は全部消えてしまいました。SNSもずっとログインしていなかったので、パスワードとか全部忘れてしまっていて、ログインできなくなりました。つまり物理的に、本当に誰とも連絡を取れなくなってしまったんです。

「誰とも会いたくない。誰とも関わりたくない」

私が望んでいたことが本当に現実化され、寂しくはありましたが、その反面すっきりもしていました。その時はそれが私にとっての最善だったんだと今となっては、そう思います。あの時、誰とも一切関われない環境に本当になったことで、自分だけの世界に深く入り込むことができた。自分自身と真摯に向き合うことができたからこそ、今の私がいる。どんな出来事にも意味はあるんだなと思います。

そして「思ったことは本当に現実になる」と体感した出来事でもありました。
今の私はうつから抜けて、少しづつ元の自分へ、いや新しい自分になっていっています。

死にたいと思ったいたあの時に私は一度死んだんだと思うことで、みんなに連絡できなかった罪悪感や自己嫌悪は捨てました。

過去自分に起こった出来事も、自分の選んだ選択も行動もすべてあれでよかった。すべてあの時の私にとっての最善策だったんだと思っています。そう思えるようになった時、私はやっとうつ病から脱出することができました。

あなたが決めた選択は、常に正しいです。どんな答えも。自分で決めた選択だから。あなたが感じたこと、そのままでいいのです。今動き出せずにいても、今はそれでいい。何もやる気にもなれないとしても、今はそれでいい。今答えを出せずにいるとしたら、今はまだ答えを出さないということが、今のあなたの最善なのです。

出来ない自分を責めたくなった時、「今はそれでいい」とつぶやいてください。これは魔法の言葉です。「今できなくても、今はそれでいい」そう思えると、不思議なことにそのうち自然と前に進めるようになります。

「また人と繋がりたい」私はそう自然と思えるようになったので、きっとまた縁がある人とは、会いたいと思う人とは、繋がっていくと信じています。
住所が分かっている友達には手紙を出して、偶然会えた人には新しいカウントを伝えて。そしてなるべく新しい場所へ足を運ぶようにして、縁と縁をつないでいく。


「どうせ、うまくいく」私の心の師匠富士子ちゃんの言葉です。

今はうまくいかなくても、どうせ人生うまくいくんです。そう無意識に思えば、幸せな人生が現実化する。わたしはそう信じています。

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