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うつだった私の体験談をラジオで話し始めた話

はじめまして。ご機嫌な暮らし研究家のかもめです。
毒親育ちのアダルトチルドレンだった私が鬱になった経験や失敗、鬱状態から回復していく過程の中での気づきや学びなどを書いていきたいと思っています。


私は過去に散歩や食事療法などの行動療法で自力で鬱から回復した経験があります。「散歩や運動などの行動をすれば鬱は治る」と信じていました。

何もできない無能で無力な自分に苦しみ、「自分は変わらないといけない」と、やる気が出ない体にムチを打つように、行動し続けて、長い時間をかけて、なんとか鬱から脱出してきました。それなのに普段の生活に戻ったらまた運動などをしなくなり、またいつの間にかまた自堕落な自分になって、鬱に戻ってしまう。鬱を再発するという6返しでした。そんな苦い経験から、行動主義ではなく、今の自分の気持ちをなによりも大切にして、心地よく生きることの重要性に気がつきました。

そして、周りの人や日々起こる出来事に振り回されずに、自分軸で心地良く心穏やかに暮らしていくためにはどうしたらいいのか、毎日ご機嫌に暮らしていくためにどうしたらいいのかを日々研究しています。

今、苦しんでいる誰かの心に届いて欲しいと思い、私は勇気を出してラジオを始めました。聞いてみた人はすでにお気づきだと思いますが、私は話すのがとても苦手です。私は自分の声と喋り方が嫌いです。

なのになんでわざわざラジオで話すのかという話になりますが、自分自身が苦しい時、辛かった私を救ってくれたのがインターネットラジオだったからです。

自己啓発本は何百冊も読みました。YouTubeもたくさん見たし、ブログなどのネット記事もたくさん読み漁りました。

でも鬱の状態が酷い時ってそもそも本が読めないし、内容が頭に入ってこない。ネット記事だと少し読んでは、次、次という感じで表面的にサッと目を通して、ネットサーフィーンしていく感じだったんですよね。知識は得られるけど、心の中まで浸透していかなかった。YouTubeもいいけど、画面を見ながらじっと聞いているより、散歩や家事など、何かしながらポットキャストを耳で聞くというのが私にとっては、一番合っていたみたいで心の奥に大切な言葉が入ってきたんです。気に入ったエピソードは何回も何十回も聞きました。そして耳から入った言葉が頭に入ってきて時間をかけて、心まで降りてきた。ずっと自分が探し求めていた情報はすでに手に入っていたのに、私は気付いていなかっただけだったのです。でも改めてラジオで聞くことで心の中にすーっと浸透していったんです。

心が辛い時、前を向いて歩けない時、どうやって生きていけばいいのか分からない時、自分など消えて無くなってしまいたい時があります。
そんな辛い状態の時の人にとっては、このラジオというかたちが一番心にしっくりくるのではないかと考え、話すのは苦手なんですが、勇気を出してラジオを始めることにしました。このラジオはうまく話すことが目的ではないので、お聞き苦しいところもあるかもしれませんが、自分の経験を私なりの言葉で丁寧にお伝えできたらと思っています。

自分を大切にするってどういうことかずっと分からなかった。自分を認めるということがどういうことか分からなかった。自分らしく生きるってどういうことか分からなかった。
自分の「好き」と「心地よい」を追求していったら、そういうことが少しづつ分かってきました。

運動したらうつは治るよっていう言うけど、まずその運動をやる気が出ない。
私は気がつきました。いくら散歩に出たって、運動をしたって、頭の中で自己批判し続けていたら、鬱は治らない。

自己肯定感が低く、傷つきやすい、鬱になりやすい、生きづらさを感じている人向けの傾向と対策を考察しています。
前向きに生きたらいいじゃん、考えすぎなきゃいいじゃん、自分で自分を大切にして認めてあげたらいいじゃんって言うけど、そんなの簡単にできることじゃない。
必ずしも世の中なんでも上手くやれる人だけじゃないと思うのです。

もし、あなたが今私と同じように、無気力に苛まれて何もやる気になれない日々を送っているなら、努力しても報われないと思っているなら、頑張りたいのに頑張れなくて辛くて苦しくて、できない自分を責め、焦燥感に駆られているとしたら、生きるのが辛い、消えてなくなりたいと感じているなら、一緒に自分自身について観察し、生き方について考えてみませんか?
幸せに生きるための第1歩は、まずは人生の目的地を「幸せ」に設定することだと考えています。
そして、自分の気持ち、感情を観察する自分研究家になることだと私は考えています。
なぜ私たちは幸せになれないのか?どうしたらご機嫌に生きやすくなるのかこれから一緒に日々研究していきましょう。

今、私たちの目の前には常に選択肢があり、その中から私たちは、楽しいもの、好きなもの、ときめくもの、心地よいと思うものを自分自身で選択することができます。
本当はどんな自分になりたいのか、理想の自分なら何を選ぶのか、今私はどうしたいのかを確認していく。今の自分の気持ちと丁寧に向き合っていく。あなたのその思いと選択がいつかあなたの暮らしを変え、人生を変えていく。私はそう信じています。

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