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190713優しい手

これは2019/7/13の旧ブログ記事です
こんにちは、エリティです(・∀・)

「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス入門」マインドフルネスのエクササイズの第11週目です。

今回は、「優しい手で触れる」。

生き物だけでなく、すべてのモノに優しく触れる、というお題です。

11週になってくると、仕事で落ち込んだり余裕がないときでも、

エクササイズの存在で、一瞬でもマインドフルネスな心を持てるようになってきました。

…といっても、一瞬です。

運転中に止まっているとき。今週だと、ハンドルを優しく握って、その質感を感じたり、

携帯電話を取るときに丁寧に取ったり置いたり。

そこで、「ふと我にかえる」ことができます。

そのためか、割と客観的に自分の気持ちや状況を見られるようになりました。

私のクセである、「気づいたら消耗していた」を、半歩前に気づけるようになったようにも感じます。

やってみたこと

気づいたときに、いつもお世話になっているものに対して、質感を確かめるように丁寧に触ってみる

私の場合、車のハンドル・パソコン・スマホがよく対象になっていました。

気づき

特にハンドルをさわってて感じたことですが、「心地いい質感だなあ」ということ。

運転に集中するために、意識しないと「質感がいい」ことに気づかないくらいのクオリティにするためには、相当な企業努力が必要なわけで、そう考えると作ってくださった方々への驚きと感謝の気持ちが生じます。

その恩恵を十分に味わいたいし、気づかないところで受け取っている恩恵の存在にも目が向きます。

感想

この章のなかで、日本での禅の心が紹介されています。

「日本では、物が人間と同じように扱われることがよくあります。命のない、愛どころか敬意を払うのに値すると思えないモノに対しても、敬意をもって大事に扱います。」

「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス入門」

例として、

・お金は両手で丁寧に差し出される

・茶筅にはそれぞれ「銘」と呼ばれる名前がついている

・折れた針は柔らかい豆腐の中で休ませて供養する

・お金、お水、お茶、お箸のように、日常のあらゆるものが、敬意を示す「お(御)」という文字をつけて呼ばれます。

が挙げられています。

私は、モノの背景には感謝する対象があると思っています。

日常生活に追われていると、そういう気持ちを忘れがちです。

…ということに気づけたこと自体、このエクササイズをやっててよかったなあ…と思う瞬間であります。

それでは、ここらで(・∀・)

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