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激動の4週目

運やタイミングって不思議です。考えても思いつかないことが多々起こります。だからこそ「今ここ」を極めるのが最善策だなぁ、なんて思ったりしています。ドイツ生活第4週目のサマリーです。

Anmeldungをしてきた

Anmeldungは住民登録のことです。市役所に行って、書類を提出して、のちほど住民票をもらう、という作業です。
以前の留学時は一人でAnmeldungをしに行って、終始そわそわしていましたが、今回はなんと校長先生と一緒!安心、安心!
少し気を抜いていたら、職員さんから「以前、他の都市でAnmeldungをしている場合は前の住所を教えてください」と突如言われました。まったく用意していなかったので焦りましたが、Gmailの中に、住所を書いたものがあったので助かりました。
そんなびっくりはありましたが、無事にAnmeldung完了!
以前AnmeldungしたHeidelbergでは、ようこそ、ということでエコバッグをもらいました。とても使い勝手が良くて重宝しています。今回のKölnでは、ケルン大聖堂の見学に行ける、との噂があります。住民票がもらえるのが楽しみです!

乗り鉄先生、来たる!

以前の職場(日本)でお世話になった先輩先生が、「列車で巡るヨーロッパ 2週間(←自力で)」の旅に来られており、行きと帰りにお会いすることができました。
先生は、チケットの予約が難航したり、乗りたい電車が運休になっていたり…そういう状況の中で、行き先を柔軟に変えながら楽しんでらっしゃいました。この2週間、先生のLINEが一大エンターテイメントになっていて、地図でしかみたことのない国の車窓からの風景や、電車あれこれをたくさん見せてもらいました。帰国前にお会いした際に「乗り鉄は、鉄道に乗ってる時が一番幸せ!」と、笑顔でお話しされていて、「今ここ」を満喫したことが伝わってきました。
乗り鉄先生は私のためにレポートを作ってくださっていて、その中には線路の違いについて説明があり、なんと図まで添付されていました。まるで論文!ハマってる人がハマってることについて書いた文章は、読み手をグッと引き寄せます。「好き」ってすごい!!

乗り鉄先生より。スウェーデンの風景

突如、引っ越し

ホームステイがしんどいなあ…ということで、学校とエージェントさんと、WG(シェアハウス)や寮に住居を変更できないかお話をしていました。そこから1週間するかしないかのうちに、なんと!新しくWGが見つかりました!学校のスタッフさんと見学に行くと、そこには綺麗に掃除された設備に、広いお部屋が広がってました。大家さんも別の階に住まわれており、ホームステイとWGの中間のような感じです。
ひとしきり感激していたら、「明日、引越ししましょう!」とスタッフさん。私は「はい?」となっていましたが、Nein、と言う理由はまったくありません。
今のホストファミリーからいろいろ言われやしないだろうかと心配しましたが、学校から上手にお話ししてもらったおかげか、その心配は取り越し苦労に終わりました。最後に、ありがとうをしっかり伝えて、家をあとにすることができました。

昨今、ドイツでは物件不足でWGがなかなか見つからない、見つかっても家賃が高額、という話を耳にしました。今回もし見つからなかったら、他のホームステイ先か…と気持ちを切り替えようとしていたところでした。ちょうどのタイミングで空きが生じ、入ることができました。ここから新しい生活。どういうメンバーで、何が起こるか分かりませんが、流れにのっていく所存です!

おまけ:引越しのドタバタ

「明日引越し」と言われて、大急ぎでステイ先に戻りました。戻る途中、友人A・友人Bに協力を仰ぎました。ホストファミリーのマザーになんて言われるか…という緊張感で、私の顔はこわばっていました。
玄関を開けるも…マザーが留守!今だ!
やったこともない「夜逃げ」の速さで荷物をまとめました。矢沢あいさんの「下弦の月」で、主人公が家出をするシーンのような急ぎぶり。
荷物が2/3出来上がったところで、マザーが友達を連れて帰宅。微妙な雰囲気になっていたその10分後に友人Aが到着。私はいったん家を出て、出来上がった荷物を友人Aの家に運びこむことに成功しました(友人Aによるメンタルフォローつき)。
引越し当日は、残りの荷物をスーツケースに詰めて、友人A ・友人Bと合流。こういう日に限って、バスが途中までしか停まらない、というアクシデントもありましたが、無事にWGに到着しました。まさに、ドタバタ劇でありました。


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