2022年上半期に見たオススメ映画10本
noteに映画の感想を書き残すことで、日常生活や仕事に追われて流れていく毎日に「杭を打つ」というか「爪痕を残す」というか。気持ちを映画に乗せて外に出しておきたいという思いがあります。
50代半ばすぎると、残された時間にあと何ができるかな?という切迫感も出てくるし、「健康で知力も体力もあって何でもできる」といった自信もなくなってくる。
その代わりに人との出会いや経験は増えるので感情は豊かになり、昔より映画を見ることが楽しい。過去の自分ならこの感情は湧かなかったかも?この面白さは理解できなかったわ、と面白い。
ただ、仕事や生活がすごく忙しいのでアウトプットできない。今回はダイジェスト版で感想を書いてみることにしました。
映画館にも行くようになったけど、依然として配信(PrimevideoとNetflix)で深夜に見ることが多い。とにかく豊作で幸せな半年でした。(↓新旧作混じってるけど、ベストテンに並べてみました。)
コーダ あいのうた(2021)
1月初旬に見て「あぁ多分、これ今年のベストワンと確信、もう見ちゃった…早っ」しばらくサントラ(いまはOSTっていうのか)ヘビロテしてました。そして、もうprimeで見られます…早っ
そもそも「コーダ」は↓のエリック・ラルティゴ監督の「エール!」のリメイク版だそうで、「エール!」も見てみました。選曲の良さ、家族の配役は「コーダ」に軍配だと思いましたが、「エール!」もよい映画でした。
なんと言っても、日本未公開のペドゥナ出演のフランス映画「#iamhere」(2019年)の監督さんなので興味津々でした。
「#iamhere」を見られる日が来るのだろうか???
ベイビー・ブローカー(2022)
これだけは、ペドゥナファンとして外せず、noteでさんざん書きました。
でもまた書く(笑)
ソン・ガンホとIUで話題ですけど、実はぺ・ドゥナで見せる映画でしょう。
ロスト・ドーター(2021)
母性を持たない母親もいる。でもどんな母親も共感できる部分がある、誰かを救う映画だと思った。オリヴィア・コールマンの中年女っぷりに圧倒されます。この人もすごい女優だ。(Netflix独占)
印象に残るシーンは数々あれど、背中に松ぼっくりが落ちてくるシーンが衝撃。同じ目に遭ったことがあって…(痛)
13人の命(2022)
2018年のタイの洞窟事故の映画化。誰もが知っている結末だけど、少年たちの救出の方法は知らない人が多いんじゃないかな。びっくり仰天~そうやって助けたんだ!(primevideo独占)
ファーザー(2020)
同世代間では必ず出てくる親の介護問題の話題。最近、介護の話題になったらこの映画おすすめしちゃってます(笑)認知症の当事者の見え方、気持ちを追体験。そしてこれもオリヴィア・コールマン。
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019)
小学生のころ「若草物語の4姉妹で誰が一番好き?」という話題でいくらでもしゃべり続けていたかつての女の子たちへ。そして何十年たっても結論は同じで、ジョーなのよね…(笑)
衣装が素晴らしくてトキメキ!
すばらしき世界(2021)
西川美和監督の映画はどれも好き。
「すばらしき」の意味とは?現実の身の回りの世界ととてもリンクしています。
モガディシュ 脱出までの14日間(2021)
ハラハラドキドキ、手に汗握りっぱなし。韓国映画おもしろい、熱い。キム・ウンソクさすが!最近よく見かけるク・ギョファンもよかった。ミニシアターは満席でした(驚)
リトル・フォレスト春夏秋冬(2018)
日本版(橋本愛主演)も好きですが、韓国版はキム・テリがしなやかで可愛くてとても素敵。キム・テリ、あの気真面目さが弱まってもっと抜けた感じになったら、ペドゥナの妹分として十分な存在感だと思う。韓国映画の女性監督イム・スルレ監督作品だそう。
同じ題材でその国らしさが出ているのが面白い。なにか体にいいものが食べたくなる!
サンドラの小さな家(2020)
セルフビルドで家を建てようと決意したシングルマザー。でも大変な道のり。なんとも心動かされる映画でした。ヒリヒリしますが、母親も子どももたくましくなっていくところが、グッときます。
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