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自分を受け入れるのが苦手なあなたへ

Giving Up is ....Accept諦めることは受け入れること)

合気道のお稽古の最後に、先生がおっしゃった一言。

お稽古中、相手に手を掴まれ、自分が行きたい方向にいけないとする。そのまま力づくで相手を動かそうとしても、ぶつかる一方で前に進めない。そんなときは、その状況を受け入れて、相手の行きたい方向へ行かせてあげる。すると自分も相手も動ける。

つまり、

自分の行きたい方向へいけない(=giving up 諦める)          自分が行きたい方向へいけないという状況を受け入れて、        相手の行きたい方向へ行かせてあげる(=accept 受け入れる)

これを聞いた時に、ふと思い出したことがある。

その昔、隣の芝が青く見えたり、キラキラ系の女性を羨ましいと思ったり、なかなか思うように生きれていない悶々とした時期があった。ところが、ある時、あることに気づいたのだ。

自分は自分でしかいられない、ほかの誰かにはなれない。

つまり、自分が誰々ちゃんみたいに、こうだったらああだったらと、、、というのを諦めた。自分が他の誰かになることを諦め、(そもそもそんなのは無理だし・・・笑)自分を受けれた。

そこからである。毎日、毎日、より自分らしく、よりごきげんに生きられるようになったのは。

「諦める」という言葉、あまりいい印象ではないかもしれませんが、「受け入れる」という言葉と表裏一体だと考えたら、どうでしょう。私は、印象が変わるような気がします。

諦めることは、受け入れること


もし今、どこかに、自分を受け入れらない人がいたとしたら、試しにこんな考えもあるんだなぁ〜と。受け入れてそのあと、どうなりたいかは別の話ですが、一旦、受け入れてみる。ここ大切な気がします。

合気道の先生の言葉が妙に腑に落ちたのは、こうした経験があったからもしれませぬ。(後から聞いたら、先生も実生活での場の状況も含めて話していらっしゃったようです。)

仕事が始まり、とっても忙しい状況。この忙しい状況を受け入れられず、ブツブツいうこともできるのですが、それだとごきげんではいられなくなります。忙しい状況であることを一旦 ”諦めて”、つまり”受け入れて” みると、できることが見えてきて、不思議と気持ち的にはごきげんです。

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