メンテナンスの考え方
購入したお店で、包丁を研いでもらいました。切れ味抜群!
「メンテナンスで月1〜2回するといいですよ」と、整体や鍼灸など施術を受けられた方なら、一度は言われたことがあると思います。
僕も伝えてます。
さてここで、このメンテナンスについてどう捉えるか人それぞれあります。
・次いつ来たら大丈夫ですか?
・いい状態を維持してくには、いつ来たらいいですか?
似てるようで、全く違うと僕は思っています。
僕の経験では、前者は、最低限のライン、ギリギリまで粘る方が多いです。もちろん、何もしてないより良いのですが。
後者は、いい状態を維持しながらも、より良くなるためのことも考えています。
皆それぞれ考えがあるので、どちらが良い悪いはないです。
ちなみに以前の僕は前者でした。
身体に限らず、物や事などもそうで、ギリギリまで粘って、もうダメだと感じた時にすることが多かったです。
僕の場合は時間やお金が勿体ない、損したくないみたいな頭があったので、そういう選択をしていたのだと思います。
でも、呼吸を学び始めてから、考え方が変わってきました。
例えば体で言えば、やることがあったとしても、体がそろそろキツイなと感じたら作業をストップ、時間ができたら呼吸ワークをする、最初から呼吸ワークの時間を確保してから予定を立てるなど。
目先のことだけで考えれば、頭ではやりたくてウズウズしてるんですよ。
物の扱いも、3月に車が納車されそろそろ3,000キロぐらいになるのですが、オイル交換の予約をしてきました。一般的には5,000キロか半年に1回は交換だと思います。
もうちょっと走れると思うのですが、良い状態で運転をしたいので。
安全ですし。
このままいったら、と思った時が既に黄色信号です。
もうちょっと大丈夫でしょ!と無理してしまうと、体で言えば痛み、不調として現れます。物で言えば壊れます。
持続的にそのような状態が続けば、そのような癖も身についてしまうので、自分一人ではどうやって戻って良いか分からず、誰かの手を必要とするまでなってしまうかもしれません。
結果的に、時間もお金もかかります。
日常がしんどいなーと思いながらになります。
その時、目先の欲求に対して、一旦とどまれるか。
これを知っているのと、出来ているでは雲泥の差です。
最近は、朝に呼吸ワークをしてから仕事しています。
身体も思考もクリアになり、その後の生産性、時間軸が驚くほど変わります。
妻も同じように呼吸ワークするようになってから、仕事をしているのですが、やはり良いと話しています。
自分を取り戻す時間作っていますか、1日1回自分を取り戻す時間を作ってみませんか。
僕は呼吸ワークですが、読書、ヨガ、瞑想など。
僕の周りでは、字を書いてる時、アイロンをかけている時など、人それぞれ違いますが、自分を取り戻す術を何かお持ちです。
自分を取り戻す時間は、お家に帰るのと同じです。
帰るところが毎回違ったり、帰れなかったりしたらどうです?
自分を取り戻す術は、お出かけしてもちゃんとお家への帰り方を知っていることです。
人生、1カ所だけを永遠と往復しているってことは無いので、仕事、プライベート、感情など、どこに行ってもいいので、しっかりホームに戻れる自分で在り、自分らしい毎日が送れますように。