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歌が上手くなりたい人へ。上達に向けた曲の聴き方と練習方法。

こんにちは。

昔音楽をかじってましたShogoです。

昨日と本日は喉が不調なため休みますが、
ほぼ一ヶ月、毎日Tiktokに歌動画を投稿していました。

無名なものですからフォロワーも増えず、
視聴回数も多くて600止まりでした。
しかし、最新で投稿した優里さんの「ビリミリオン」を
ちょっとハモリを加えて投稿したところ、
視聴回数1500ほどで、フォロワーも10人以上増えました。
嬉しい。

ただ歌うだけではなく、工夫を加えることは本当に大事で。

Tiktokを見ている方は、何かを求めたり暇つぶしになったり、話題になりそうな動画を求めているので、

それに応えられるクオリティーが必要になります。

今後、工夫を重ねつつ、
そろそろ直撮りから卒業して
精進していこうと思います。


さて、本日は歌の練習方法について。

発声練習などではなく、
歌いたい曲を上手く歌えるようにする方法です。

練習前にはもちろん声を起こす
ウォーミングアップが必要ですが、
それはまた別の記事で紹介する予定です。

僕は昔専門学校で歌専門の勉強をし、ステージ経験をへて、
一時期はアメリカのロサンゼルスで
クワイヤー(大勢いるコーラスに似たもの)の前に一人立ち、リードボーカルを経験したことがあります。

当時は歌を始めて2年くらい。
どうすれば高い声が出るのかわからず、悩みながらも言われた練習を毎日繰り返していました。

周囲の友人や講師からは「上手い」「外でも通用する」と褒められていましたが、正しい声の出し方も掴めず喉を枯らしてのステージばかりで、
自分では「本番で使えないへたっぴのへたっぴ」だったと思っています……。

「上手い上手い」と、揶揄されていたのかもしれませんが、
それでも周りが上手いと褒めてくれるのであれば……

ならば、僕の溜まった知識だけでも
これから歌唱力アップを目指す方のために
発信していこうと思います。

ちなみに、僕の歌がどんな感じなのかは、
こちらを参考にどうぞ。

@shogo_matcha

機材買い揃えたらハモリばんばん出して行きたいなぁ。@優里【公式】 #優里 #ビリミリオン #sing #歌ってみた #歌 #cover

♬ オリジナル楽曲 - Shogo - Shogo

先ほどのアメリカの話は8年くらい前のことで、
それから自分の歌の下手さに絶望した僕は
しばらく音楽から離れました。
それでも熱は冷めないまま燻っている状態で、
ブランクを挟んだ現在、こうして歌動画を撮ってネットに晒してます。

すっかり衰えてはいますが、練習を再開し始めましたので、
この機会に一緒に勉強してみましょう。


・曲選択

まずは、歌いたい曲を選びます。

と言っても、何でもいいというわけではありません。
自分の目的に合わせた歌手の、
自分の声域にあった曲を選びましょう。

例えば、
・裏声をもっと響かせたい
・低音域を強く歌いたい
・フェイク(リフ。音をカクカク動かす歌唱法)が
 上手くなりたい

など。

「自分の声域に合わせた曲」と書きましたが、
曲のキーを変更して歌えそうであればどんな曲でも問題ありません。
スペックが十分なPCがあればいくらでも変更できますからね。

もちろん上記に関係なく、
歌いたい歌を並行して練習してもいいです。
練習したことを、流行りの歌や好きな歌に活かせるなら
なお良しですよね。

邦楽・洋楽問わずで問題はありませんが、
邦楽は個性重視で、本当に上手い実力派が目立たないイメージがあります。
歌手を探してどの曲にするか調べるのも時間がかかります。

どちらかと言うと海外の方が
トップレベルの歌手が目立っている印象ですし、
盗める技術も豊富にあるので、洋楽がおすすめです。
英語の勉強にもなって一石二鳥ですね。

曲探しに迷われたら、
「洋楽 歌手 上手い」等でググってみるか、
コメントいただければ相談に乗りますので、ぜひ。

曲を見つけたら、いざ練習開始です!


・歌詞を文字起こしして、歌手の歌い方に合わせた印をつける

歌を勉強されてる方ならご存知かもしれませんが、
歌唱力向上委員会の「しらスタ」さんの動画では毎回出てくる練習方法です。

選んだ曲の歌詞を、
メモができる紙か電子ノートに書き出します。

そして、選んだ曲を聴きながら、
歌手の歌い方に合わせて細かく印をつけるのです。

例えば
・息継ぎ→Vと書く
・ビブラート→~~~と歌詞上で
 揺らしていることが分かるように書く
・裏声、優しい声(ハスキー)等をそのまま書き出し、
 わかりやすいように歌詞を色ペンで囲う

普段、流しながら聞いてみると気づかないのですが、
同じ曲の同じフレーズを何度も聞き直してみると、
「ここはこんな風に歌っているんだ」と
意外な発見があったりします。

「このフレーズでは息継ぎをしている」とか、
「ここはノンブレスで歌ってる」とか。
「ここではしゃくって、ここでは遠くに向かって歌うように」だったり。

「このフレーズで細かいビブラートを加えたり、早いフェイクが入っていたり……」

こんな風に、何度も何度も注意深く聞き直して、
歌手の癖を洗い出すのです。
そうすると、あとは歌うだけですから。

この方法を、慣れてくると紙に書き出さずとも耳で覚えて、
そのまま真似して自分のものにすることも可能です。

それを繰り返して、
自分の引き出しを増やしていき、
多彩な表現力を身につけていく。
こうして歌はどんどん上達していくのです。

もし、参考になるメモがあれば、
後日書いて追加しておきますね。


・歌って、録音して、聴く

さて、上記二点をクリアすれば、あとは歌うだけ。
いざ、書き出したものを見ながら、さぁ歌おうーー


ーーと、ちょっと待った。

ただ歌うだけでは意味がありません。
自分の声というのは、自分で出した声のイメージと第三者が聞いた声は全く別物です。

ボイストレーナーなどに師事し
て聞いていただくのもベストではあるんですが、
まず自分が自分の声を理解しないといけません。

なので、「録音」が必要になります。

皆さん、スマホ持ってますよね。
僕はiPhone派なのでAndroidは分かりませんが、
録音機能、ついてますよね。
なければ、動画撮影で自分ごと録ってもいいです。(むしろそっちの方が、口の開き方や姿勢も見えるからいいかも)

歌を歌い、録音して、それを聴き直す。
最初は自分の声に戸惑い気持ち悪いと思う方もいるでしょうが、グッと堪えて。
歌手は誰でも通る道です。

録音の声と、実際の歌手の声で比較してみてください。
発音はおかしくないですか?
癖は真似できてますか?
ブレスは足りてますか?

何も、「その歌手の声を真似ろ」ということは、さほど意味をなしません。

むしろ、あなたの個性を失ってしまい、
「あれ、自分の声って、なんだろう?」と
路頭に迷ってしまいますから。

必要なのは、声の種類と、歌い方と、癖。

このフレーズの時に、ただのっぺりと歌うのではなく
声に深みを出している。
このフレーズの時は、大袈裟に発音して歌詞を表現している。

そんな風に、最初のうちはフレーズ一つ一つに耳を傾け、
歌手と自分の歌声を近づけていきましょう。

追記はまた後日。


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