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変動金利は辞めといた方がいいのか?【住宅ローン】

変動金利って怖くない???

コロナショックで経済ヤバそうだし
今変動金利にしてる奴バカやな!笑
そもそもこんな時に家買うなよ笑

みたいな話をよく耳にします。

私は昨年末に新築マンション購入しましたが、

35年ローン変動金利選びました(笑)

まさかそのすぐ後にコロナショックでこんな状況になるとか…もしかして人生終わったかな?(笑)

みたいにちょっと不安になったりもしましたが、そもそも何故私が変動金利を選んだか、そしてこれから変動金利はやっぱり損?について圧倒的主観にて自分の意見を書いてみます。

何故変動金利を選んだかと言うと
まず、外的要因から書いていきます。

・過去約25年間変動金利は上がっていないという事実がある

90年代にバブル崩壊してから金利はずっと低水準です。日本経済デフレから脱却未だに出来ていません。この間にプチバブルやリーマンショック等大きい出来事ありましたがそんなに振れ幅はありません。

出典:住宅金融支援機構「民間金融機関の住宅ローン金利推移」
https://www.flat35.com/loan/atoz/06.html


・現在変動金利を選ぶ人の割合が全体の約6割となっている

現在は空前の低金利と言われており、金利0.5%以下で住宅ローン借りられる時代です。
その状況もあり変動金利を借りる人が増加し、全体の半分を超えている為に
「変動金利=多数派 」と言えてしまいます。

この状況でもし金利が大きく上昇したらどうなるか?まさしく社会の大混乱が起きます。
日本政府と日銀からすればそれはどうしても避けたい訳です。

変動金利は「短期プライムレート」に密接に関係しており、その変動に影響を与えるのが日銀が決める政策金利です。

要するに日銀の政策金利によって住宅ローンの変動動向は決まるということ。日銀の黒田総裁はバンバン金融緩和政策を行なっているのは結果的に変動金利上昇を抑えることにも繋がっています。

と小難しく書きましたが、

要は金利上昇すると日本経済が大打撃を受けるのに、それを国が黙って見過ごすのか?

ということに私は動かされました(笑)
国から見捨てられるかもしれないけど(笑)


また、固定金利と比較すると、固定金利は変動金利より高い代わりに

金利がずっと変わらないという安心を買っている

ということになります。

しかし最近言われ始めているのが
住宅ローンの契約書をよく読むと

第3条(利率の変更)
借り入れ要項記載の利率は変更しないものとします。
ただし、金融情勢の変化その他相当の事由がある場合には、銀行は借入要項記載の利率を一般に行われる程度のものに変更することができます。変更にあたっては、あらかじめ書面により通知するものとします。

というように、

固定金利だけど、万が一ヤバくなったら上げちゃうよ!

という記載が書いてあるらしいのです。
それもう固定金利じゃないじゃん(笑)

皆さんも固定金利選ばれる時は金融機関が出す書類にしっかり目を通して頂くことをお勧めします。

それでも固定金利にしておく安心はやはり大きいと思います。

基本的に借入額は多ければ多いほど
金利が1%上昇すると金利負担分はグイッと上がります。当然1%の変動が何百万の負担の有無を左右します。

私自身が思うのは

無理して沢山借入するなら、固定金利の方が良い

ということです。

私は正直、100%固定金利より変動金利の方が良い!とは思っていません。

家を買う時には
初め、戸建にしようと思っていましたが、土地から買う必要がありました。だけど、どうしても立地は外せない所があった為、希望のエリアで希望の戸建を建てるなら、無理をして住宅ローン借入しなければならないと気付きました。

そうなると自分の年収を踏まえて変動金利で借りざるを得ない。そうなると借入額が多いので万が一金利が上昇したらそのダメージは大きいと感じ、同じエリアでマンションを買うことに気持ちを変えました。

マンションであれば、戸建と同じ立地であっても基本的には割安です。勿論月々の修繕積立金等別の出費は発生しますが、借入額とは関係ありません。

つまり、戸建とマンションは

同じ品質を求めるなら

相対的に、マンションの方が金利上昇リスクに強い。

と私は判断しました。
まあ、自分が戸建用地を持ってればそうじゃないんですけどね。

しかも借入するときは
奥さんいるけど基本的に私一人の収入で返済できる返済計画にしています。
奥さんは今専業主婦ですが、これから共働きする予定はあれど

配偶者の収入をアテにした返済計画はドツボにハマる

と考えています。
また、自分の収入も今後当然上がることを想定した返済計画を立ててはいません。

このように、返済計画はなるべく余裕を持たせているつもりです。

やはり、数十年単位の話なので、万が一に備えて出来る限りリスクは最小限にしておきたいものです。

ここまで話しましたが、
リスクはあれど、それでも低金利の変動金利を私は選びました。

先はどうなるかなんて分かりませんが、
出来る限りリスクを減らしつつ、綺麗な持家での家族生活を私は楽しみたいと思っています。

また、外的要因の話に戻りますが、

住宅ローンが今低金利なのは、今の安倍政権と黒田日銀の体制が続く限りでしかない

とも言われています。
アベノミクスと言われて散々金融緩和してきたからですね。

だけど、安倍政権が終わったらどうなるのか?

そんなこと誰にも分かりません。

金融緩和し過ぎて円が紙クズになってハイパーインフレ、金利上昇待った無しなのでは?

分かりません。
その時を見計らって繰上返済すればいいのでは?

要は正解なんて無いということ。

もしくは人それぞれの感じる幸せがあって、人の数だけ正解があるということ。

それに尽きると思います。

また私は、常に試行錯誤しながら人生を過ごしていきたいと考えていますので、多少のリスクは前に進む材料、もしくは自身の武器を作れるという意味で、プラスに働くと考えています。

まとまりないですが、ここまで自身の見解でした。

お読み頂きありがとうございました😊


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