オリンピック選手の指導について

ここ最近オリンピック選手への指導方法が問題になっている。体罰問題になっている。
少し前になってしまうが、栄コーチの指導が問題になり解雇されてしまった。強姦までしてしまっていたなら、解雇されてしまうのも分かる。しかし、パワハラで解雇になってしまうのは行きすぎな対応だと私は考える。何年コーチをしていたか、詳細は知らないが4連覇ということは少なくとも16年はしていた。伊調馨選手だけではなく、吉田沙保里選手等様々な金メダル選手を育成した。16年以上に渡って金メダリストを育成してきたということは結果だけでなく過程も良かったと私は考える。
全員に好かれて、全員を金メダル選手に育て上げられればそれは理想的には最高だろう。
しかし、現実はそう上手くはいかない。
コーチとは嫌われたり、嫌なこともしなくてはいけないのがコーチだと考える。
16年以上結果をだし続けたのに、
数人の選手の訴えだけで解任してしまうのはいかがなものかと考える。これがもし学生の部活なら文句はない。楽しくやりたかったが、厳しすぎたため顧問が変わるというのは理解できる。しかし、オリンピック選手となると話は変わる。オリンピック選手は日本を背負う。
そして、コーチも選手の結果によって給料が変わると考える。結果を出さなくてはいけない。
そのために行きすぎた指導になるのは仕方がないと考える。もし、行きすぎた指導で結果を出せない、出したとしても次に続かなかった等の問題があるならそのときに変えるなら文句はない。しかし、栄監督は16年以上結果をだし続けた。結果をだし続けるというのは、過程も良かったと私は考える。たしかに厳しい面はあったのかも知れないが、それ以上に良い指導方法だったのだと考える。もし、次に良い後継者がいるのならまだ話は分かるが、後継者の話は私は聞いたことがない。コーチをかえたことによって次に結果を出せるかは分からない。
結果を出せるかどうかも大切だが、また同様なことが起きるとも限らない。スポーツ業界が大きく変わらなければパワハラが起こるかパワハラは起きないが結果を出せないということは続くと考える。現代の人を指導するための指導者が必要だと私は考える。
持論だが日本人は自分で考えるのが苦手だと言われている。その文化で海外の指導方法を教えるのは違う気がする。日本人にあった指導方法を学び指導をすることが大切である。

「温かくして寝ろよ」、「僕から以上」


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