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中原中也の熱烈なファンです。ペンネーム合地舜介で、「中原中也全詩鑑賞」全10巻をkin…

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中原中也の熱烈なファンです。ペンネーム合地舜介で、「中原中也全詩鑑賞」全10巻をkindle出版中です。大手スポーツ新聞社傍系の制作会社に20数年働き定年退社。これが表の顔ですが、この経歴で言い尽くせぬ波瀾万丈の道を歩んできました。

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ビクトル・エリセ「マルメロの陽光」とモーパッサン「ピエールとジャン」の序「小説について」 ――日本語を書くために

<1> 「ピエールとジャン」は、モーパッサンが1887年12月から1888年1月まで雑誌に発表した。それを単行本化するにあたって、「小説について」という小説論をこの作品の…

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中原中也の詩「僕が知る」の狂気と現識

■■■ 「僕が知る」は 「坊や」と同じ日に制作され 「中原中也追悼号」となった 「文学界」昭和12年12月号に掲載された作品です。 死亡後の発表ということで 「生前発表…

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中原中也の詩「僕と吹雪」に現れる現識

■■■ 「芸術論覚え書」に現れた 現識という言葉が 1935年制作の詩「僕と吹雪」に使われていますので この詩を読んでみることにしましょう。 この詩は すでに10年ほど前…

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ビクトル・エリセ「マルメロの陽光」とモーパッサン「ピエールとジャン」の序「小説について」 ――日本語を書くために

<1> 「ピエールとジャン」は、モーパッサンが1887年12月から1888年1月まで雑誌に発表した。それを単行本化するにあたって、「小説について」という小説論をこの作品の序として冒頭に置いた。川端康成が引用したのは、この「小説について」からであった。 モーパッサンが、なぜ小説作品の前書きに小説論をわざわざ配置したのかという疑問には、今は向かわない。「新文章読本」で川端康成が引用した「小説について」は、そこに書くことの要諦が簡潔に抜粋されていて、それは、なんらかのかたちで書

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中原中也の詩「僕が知る」の狂気と現識

■■■ 「僕が知る」は 「坊や」と同じ日に制作され 「中原中也追悼号」となった 「文学界」昭和12年12月号に掲載された作品です。 死亡後の発表ということで 「生前発表詩篇」には分類されません。 詩人は この作品を 生きているうちに 読むことはなかったのです。 ◇ 僕が知る 僕には僕の狂気がある 僕の狂気は蒼ざめて硬くなる かの馬の静脈などを思わせる 僕にも僕の狂気がある それは張子(はりこ)のように硬いがまた 張子のように破けはしない それは不死身の弾力に充

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中原中也の詩「僕と吹雪」に現れる現識

■■■ 「芸術論覚え書」に現れた 現識という言葉が 1935年制作の詩「僕と吹雪」に使われていますので この詩を読んでみることにしましょう。 この詩は すでに10年ほど前に読んでいて ブログ「中原中也インナープラネット」で紹介しているものですが 多少の修正を加えているだけです。 現代表記で読みます。 ◇ 僕と吹雪 自然は、僕という貝に、 花吹雪きを、激しく吹きつけた。 僕は、現識過剰で、 腹上死同然だった。 自然は、僕を、 吹き通してカラカラにした。 僕は、

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