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SNS時代に生まれた自己顕示欲が強いという意識的呪いには圧倒的愛してやまない他者をつくりたい

twitterのタイムラインに自己顕示欲が気になる人は自己顕示欲が強いらしいという、ノウハウ?が流れてきた。

そして、自己顕示欲について考えた。
作品を作っていると、自己顕示欲が強いと言われることもある。
わたし個人に悪意的に言っている訳ではなくて、アーティストという職業くくりでそのように言われる。

アーティストの仕事をみていると全くそんなことは言えなくなるだろう。
自分のために作品を作っている人はいない。
社会や文化、科学を接点に、自分の解釈、思想、想像、創造したことで作品を作って、社会で発表している。
もちろん、作ったものが結果的に自分のためになることもある。
結果的に自分を作っていたこともある。
結果的に他者を救うこともある。
アートにはそのような力がある。
けれど、自分のため・自分を表す、自分に特のある他人のため・自分を表すと思って作品を作ると嘘を作ることになる。作品を愛せなくなる。
子どもの頃、作った作品にその当時の自分がありのままみえるという経験がありるかもしれない。それは、自分のために、自分に特のある他人のために作っていないから。

作品はわたしにとっては圧倒的な愛してやまない他者だ。
自分を表すものではない。誰かに媚びて作る自分ではない。

自己顕示欲という言葉はとても難しい言葉であり、安易に使うと多様性を奪う言葉でもある。
なぜなら、プラスのイメージが少なく、規制や自制を促す言葉であるから。

自己顕示がいない人などいない。
社会を知ってしまった私たちはもうひとりで生きることはできない。
自己を知ってもらわなければ、生きていけないような社会になってしまった。
もちろん、自己顕示の程度はあるし、自己顕示するには多様な方法がある。

自己顕示欲を指摘する人がいるのであれば、自己顕示の多様性を知らないからか、結果的に自己顕示に繋がることもある事実を知らないからかもしれない。
身近なtwitterなどSNSツールによって、意識的に努力する自己顕示が拡がる世界に苦しんでいるのかもしれない。
人と繋がり合うための自己顕示の多様な方法知ることでその人たちは救われるのかもしれない。

作品は、結果的に自己顕示になることもある。
もし、自己顕示に苦しんでいるのであれば、まずは多様な自己顕示方法を知ること。そして、結果的に自己顕示になるかもしれないが、自己顕示から離れる、適度に距離を置くことができる、アートもしくは作品(愛すべき圧倒的他者)を作るという手法はオススメだ。

もちろん、作品を作るのは楽しく、楽しいより何倍も苦しい、飛び込む度胸も必要だったりするので、一長一短にはいかないのだけれども。


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