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推しデビュー

久しぶりに、文字を紡ぐけれど語彙量が著しく低下しているし、今までどうやって文字を書いていたのか分からなくなっている。

日々の気持ちが鈍くなっている、気がする。前職に就いてから数か月後には、もう。今も、その後遺症だろうか。あんなに好きで、いつでも持ち歩いていた江國香織の本を持ち歩かなくなった。今は、毎日に殺され、未来に殺されている。辞職してから3ヶ月、4ヶ月は朝起きられなかったし、なにをする気力もなく、人に会うことも、外に出かけることも億劫だった、あれも後遺症だったのかしら。

ヒロシが一昨日の、『ヒロシのぼっちキャンプ』で言っていた、「芸人になって(いじめてきたやつらを)見返してやる、それだけで生きてきた」(みたいな感じの言葉)を聞いて、ハッとした。それだけでもいいんだなー。わたしも、昔はそんな気持ちを持っていたのに、少しずつ少しずつ、どこかに溶けていっていた。わたしも、キャリー・ブラッドショーになりたい、という気持ちを忘れずに、バカにしてきた人たちなどを見返してやるという気概を忘れずにいないといけない、これは義務だと思うわたしの。

推しが念願のデビュー。Travis Japan
2022年10月28日。寅年・寅の日。2022年9月29日に発表したから、来年からは9月29日から約1ヶ月間、オタクたちの祝祭が始まるね。
推しのデビュー発表を受けて、感情、嬉・切・焦。
世界へ向けてのデビュー、そんなこと、適当な人なんかに出来るわけがない。わたしはとても素敵な人たちを好きになれた。人間を生きている人たちを好きでいること。
でも、全て、自己愛のような感情。自己愛が故に、シンプルに応援できる人を羨むのかもしれない。(けれど、羨むくらいで、丁度いい)

わたしは、結局何をしているのだろう。ずっと、単調な変化を繰り返すだけの生活な中で、生きることを何も頑張れていない、ような気がする。

ボンヤリと、重さが少しずつ融和する風に吹かれ、オレンジ色のカーテンを見つめながら考えていた15時39分。日が、短くなってきたなあ。

秋あわれ 松倉海斗 愛してる

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