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行きつ戻りつ

2024.1.26(金)

ぼんやりとカーテン越しの光を眺めた。
紙にかりかり向かう人たちは今日のなんてことない一場面を数十年後覚えていたりするのだろうか?

私は結構覚えてる。
下駄箱の横にさぼてんの花が咲いてたことや、渡り廊下の風のこと。海が見える図書室のこと。

ふっと途切れた瞬間にある時間に引き戻される。
それから戻ってきて、今いる場所を見渡す。


今日の読書は小津夜景さんのエッセイや『まどをあける』というエッセイの冊子を読んだり。
昨日買った本のうち二冊ほどは昨晩1回目読了。
歌集やお話は行きつ戻りつ読むことが多い。

【今日の一首】
卒業をすれば忘れるこの冬のひかりも風の匂いやなんかも