温度
2024.2.23
批評会が終わって、なんだか燃え尽きたり、気候でよわよわになったり。そして、たまにSNSもまとめて休むこともだいじ。
ルーティンは面白くない。
ルーティンは生活のなかでは安心。
両方をいつも考えている。
たいしたことでなくても「ごめん」て言われたり、いやいやそれは謝らんのかーい、ということがあったり…人というのは相変わらずそれぞれのものさしで生きていることを、思う。
大ざっぱと繊細な。
ひとの両面、ふたつではなくて、心も人も多面体だ。
言葉の温度もそうだと思う。
厳しさの
優しさの
難しさの
たやすさの
耳心地が良いもの、あるいは、正確性を欠くものも、よのなか飛び交っている。
実(じつ)が、そこにあるの?という、耳心地の良い言葉たちの囁きに。
なので、時々は言葉からはなれて、みたくなる。
静かなところへ。
それから、またたくさんのなかから、じっと聴いてる。
信じるとはぐれると。
そうすると、ほんとうが聴こえてきそう。
ほんとうのところだけを選りすぐりの作品に。
抽象的な久しぶりの話。
【今日の一首】
謝つてほしくもなくて蜂蜜の甘さに喉を潤してゐる