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【帰り道日記】これまで夢中になったモノやコト

我を失うくらい夢中になったのは、
学生時代の部活ですね。

中学・高校と
陸上部で短距離をしていました。

足立区の小学校6年の時、
連合運動会というものがありました。

近辺の4校が集って、100m走や幅跳び、高跳びなどを学校対抗で行うんです。

わたしは100mと幅跳びに出ました。
100はカーブ走でしたが、13秒8。
幅跳びは、5m8cm。

その年行われた
足立区の連合運動会で、
いずれも1番の記録だったそうです。

俺って才能あるんじゃね?と。

中学では満を持して、
陸上部へ入部する。

練習がすげーきついけど、
同学年の他の部員に
助けられながら、何とか続ける。

中1で、初めての記録会。
100mを走る。

12秒フラット。

東京都の中1男子で、
今の所、1番の記録。

俺は東京都1番なんだ。
俺、才能、あるな。

それ以降、
しばらく負ける気がしませんでした。

その年の
東京都通信陸上大会(都大会)
を迎える。
予選準決と一着で勝ち進み、
いざ決勝。

準決までの記録的には
わたしは2番手。

1番は、11秒7で、
わたしが、12秒0。

この記録を見ても、
なぜか負ける気はしませんでした。
俺が一番だなと。

よーい、ドン。

と、出た瞬間から、
なぜか相手の背中が見えている。

全力で走る。

全力で走っているのに、
相手の背中が
どんどん離れていくんです。

え?え?!

その差は縮まらないまま、ゴール。

わたしは 2着。

負けです。完全に。

すべて、同じ状況なので、
言い訳したくても、できない。

天候、風、タータントラック、
スタートライン、スタブロ、雷管音。

全部が同じ。

それで、何で負けたか、
わからない。

強烈な悔しさが、
血管を通じて、
しばらく全身を巡っている。

この圧倒的な敗北感。

もう負けたくなかったんです。


中学3年の時には、おかげさまで、
100で全中行けました。
予選落ちでしたけど。

高校はスポーツ推薦で行けたので、
休まず練習して、良かったな(笑)

小学校6年の時に、才能あるかも??
と思えた自分を褒めたい。

悔しかったり、嫉妬をするのは、
自分に出来そうな事だから。
才能があったから。


自分の才能、
見直さないとな。

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