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落下地

見ないフリが上手になる
それは、
今の自分の感情だったり
今の自分の考えだったり
疲れたのに、疲れていちゃいけないだったり
サボっちゃいけないから、気を抜いちゃいけないだったり

見ないフリが上手になる
そもそも「見ない」というか
「見ちゃいけない」ぐらいの勢いだ


ちょっと前にも書いたけれど
正直、「自分」に着目し過ぎなのに
「自分を見失っている」状態だ
全然、一筋縄では行かないと思う

からまり過ぎている

「どこかに正解者がいる世界」で生きている
そして、その「正解者」に遠く及ばないという
ルールで生きている

なのに、心がざわめくという
訳のわからない状態に、人は苦しむ


身体は正直だと思う
心より正直だ
ごまかしは許さない
すぐに寝たくなるだろう

実は心はずいぶん前から壊れている
というか、みんな壊れているの程度問題だ
それくらい、実は危ういんだ

目を開ければ
どうしても「比較」することでしか「自分」を感じられない
そしていつも「劣勢」だ

正直、みなその夢をみている

強者のいない、強者探しの
強者への道という幻想だ

なにをどうしたらいいか
正直な身体に従うしかないだろう
そもそも、コントロールなんてできていなかったと
安堵するのがいいだろう

少し穏やかになった時、それを見計ったように
きっと「自分」が騒ぐだろう
ただ、そのときに
戦うのをやめてほしい
正当化もいらないし、言い訳もいらない

大丈夫だから、誰も責めないよ
責めていると思うのは、
実はみんなも苦しくて
そのレースから降りたのを羨んでいると
奥の方で知っているからなのだろうけれど

そこは、また戦いの領域だから
触れなくていいんだよ

海の底に
暗い深海に落ちたようだろう
でも、ここだって深海だ
だれにもホントは見えていないのだ
見えない中でみたいと思っているものだけがいるんだから

逃げだと、誰にわかるだろう
逃げだと、誰が決めらるだろう
標準とは
時代とは
時間とは
場所とは

みんな、逃げながら
ここにいる
それさえわかれば、逃げでもなんでもない

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