小説 夢遊病

2021/11/17
今日から日記をつけようと思う。わたしの普段の行動を振り返るようにと、医者から言われたからだ。今日病院に言ってわたしは夢遊病であると知った。
普段の自分なら絶対にやらないであろうことをその状態の時にはやっているらしく、最終的には「飽きた!」と言って途中で辞めて、また眠りに落ちるらしい。
最近だと奥さんに言われたのは、
会社から帰ってきてすぐに寝た私は、その後すぐ冷蔵庫をまさぐり、タッパーに入れていたご飯をレンジでチンして暖まったのを確認してから「飽きた!」と言ってその場で寝たらしい。
その次の日は、休日でぐっすり眠っていたところ急にスクっと体を起こして、ウェットティッシュを箱から取り出して絞り、水分が完全に取り切ったのを確認してから「飽きた!」と言ってその場で寝たらしい。
この前1番驚いたのが、会社のデスクで居眠りしていたつもりだったが、後から後輩に聞くと、社長の頭をおもいきり叩き、腹を蹴りあげた後、社長の顔面に糞尿をか

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