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#10個人技が好きなジュニアサッカー指導者の独り言

7年前のU8の大会に出て思ったこと

◆嬉しいこと
・大会に参加して、ゆったりとドリブルが
 出来て、ゴールにやさしいパスが出来て
 得点できたこと
・1対1で逆足で体を入れて、ボールを
 奪取できたこと

◆悲しいこと
・他チームの指導者が「ラインを切れ」と
 言う指示に、相手チームの子供が
 ボールを出したこと
・指導者が「蹴れ!」「「打て!」
「簡単に!」と声をかけること
・U7の時にパス回しで優勝したチームの
 子供達が今日見たら個人技術で伸びて
 いないこと(大きなお世話ですね)
・その子供達の笑顔が少し寂しそうに
 見えたこと(これも大きなお世話)
・蹴ってくるチームに怖気づいて、
 間を開けて、ボールを取りにいかないこと
・逃げのバックパスをしたこと
・ドリブルで前に進めないこと
・右足しか使えないこと
・楽しんでないこと
・相手チームの子供のミスに喜ぶ父兄が
 会場にたくさんいること
・自由な発想が出来ていないこと
・考えていないこと

◆その原因は?
・我々がちゃんと教えられていないこと
・ポジティブな声掛けができていないこと
・その子に合った指導ができていないこと

そう全ては指導者の責任である。

18人いれば、18人のサッカーがある。
その子供達には、それぞれも想いがある。
器用な子も不器用な子もいる。
伸びる時期も違う。

「何故できないのだ?」ではなく、
笑顔で笑って、
「どうしたらできるようになるのか?」を
問い、そして自分で考えれる人に育てたい。
まだまだ先は長い。

自チームの勝利に諸手を上げて喜ぶ指導者や
父兄がたくさんいる。
敗戦に泣く子供達と怒る大人達。
「こんなんでいいのか?」と大会に
出る度にいつも想う。

「悔しければ、ゆったりとドリブルをして、
たくさんフェイントして
相手全員を抜けばいいじゃないか!」
それはわかっているが、なかなか出来ないのさ!

では、どうしたら良いかを考えよう。
それが指導者の務めである。



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