イムジン河を訪ねるソウル3泊4日の旅2〜コンラッドソウル
金浦空港に到着し、ソウルメトロ5号線で目指したのは汝矣島駅。
今回のソウルの宿は友人社長が手配をしてくれました。
その宿が驚きのコンラッド・ソウルでした。
コンラッド・ソウルは世界各国で500以上のホテル・リゾーツを展開するヒルトン・グループのホテルで、韓国でも5つ星の格付けのあるホテルです。
本来ならば地下鉄からIFCソウルのショッピングセンターを経由してホテルに直通なのですが…
ショッピングセンターが終了すると地上に出なくてはならず、この日のソウルは氷点下で冷たい雨に迎えられてしまいました。
地上に出るとわかりずらく、大きな誤算でした。
金浦に最終で入国するのであれば、迷わずリムジンバスを利用すればホテル前に着きます。
コンラッド・ソウル
ヒルトンホテルの創業者であるコンラッド・ヒルトンの名を冠したコンラッドはヒルトンの最上級ブランドのひとつです。
ソウルのウォールストリートと例えられる汝矣島の国際金融センター(IFCソウル)の4つのタワーのひとつに位置し、38階建てを全客室48㎡以上で総客室数434を有します。
この日のホテルの予約は全て友人社長が。
友人社長はヒルトンホテルのダイヤモンド会員。
航空会社のステータスと一緒で、利用頻度が高くないと上級会員にはなれません。
先ずはHilton Honorsと言うヒルトンのメンバーになる必要があります。
ヒルトンのホームページから誰でも入会できます。
そこからは宿泊回数です。
私もコロナ禍時にGoldにはなりましたが、昨年末で見事に一般会員に陥落しました。
年会費のかかるAMEXが発行するHouse Cardを発行すれば無条件でもGoldのステータスが付与されますが、そこから上はホテル修行をされる方が増えてます。
友人社長の凄いところは、修行でなく仕事でもプライベートでも普通に利用されているところ。
ダイヤモンド会員の凄いところは当日の空きや利用状況によりますが、予約した部屋より上位の部屋をアサインされます。
友人社長はエグゼクティブコーナースイートをアサインされていたかと。
先ずは、友人社長の部屋の応接で小樽のオサワイナリーの旅に相応しいtabiという白ワインで乾杯。
小樽発祥の稀少葡萄品種の旅路を使ったtabiの白は辛口ながら濁りと柑橘系を感じ今まで味わったことのない奥行きのあるワインでした。
私がアサインされた部屋もキングデラックスからキングプレミアムリバービューに。
こちらの部屋に2泊、お世話になりました。
この部屋の素晴らしいところは漢江ビューなんです。
漢江はソウル中心を流れる全長494kmの流域面積35,770k㎡で韓国1の流域面積を誇る河川です。
その眺めは素晴らしいの一言。
是非、利用の際はリバービューの部屋に泊まってください。
通常のホテルの倍サイズの部屋ですからキングベッドが入っても広々。
このホテルの凄いのが、Appleベースのシステムでエンターテインメントやインターネットが構築されてるそうです。
ミニバーのこだわりや調度品の配置、ライティングにもモダンさと高級感を感じます。
バスルームも大理石で、大きめなバスタブに浸かりながら漢江を見ることができます。
トイレはもちろんウォシュレットでトイレットペーパーを流せるタイプです。
この洗面台の鏡が凄い。
液晶内蔵なんです。
エンターテインメントを楽しめちゃうんです。
もちろん曇ったりしません。
心なしか初期のiMacのモニターみたいでした。
朝食はメインダイニングのZestでのビュッフェスタイルか、ダイヤモンド会員の同伴特典でラウンジでの朝食も可能です。
私は2日ともZestの朝食ビュッフェを利用させていただきました。
メインダイニングZest
4つのオープンキッチンでライブの世界各国の料理が楽しめます。
二日でも食べきれない種類が並びます。
焼きたてのパンやピザ。
もちろん、玉子は好きなスタイルでシェフが応えてくれます。
サーモンもたっぷり。
リフレッシュメントドリンクやフレッシュジュース。
1日目に選んだお料理の1回目。
コンラッドですから先ずは西洋料理からチョイス。
座席は、しっかりダイヤモンド。
友人社長の名前でマネージャーが席に挨拶に来られました。
恐縮です^^;
1日目に選んだお料理の2回目。
韓国料理にキムチは外せませんね。
デザートも。
このフルーツカクテルが、とても美味しかったな。
2日目はライブダイニングのフォーをいただいてみました。
マンドゥーに焼きそばにサモサ。
前日とは違う料理を。
エグゼクティブラウンジ
実は2日目の朝食は最上階のエグゼクティブラウンジでいただこうと思っていました。
2日目の朝はDMZツアーに参加するのに朝早かったのです。
で、準備中で...
結局、滞在中にラウンジを利用する機会は作れず残念でした。
ソウルはそれだけ動きたくなる街なんでホテル滞在時間は限られてしまいますのが難点ですTT
37グリル&バー
エグゼクティブラウンジの隣に37グリル&バーがあります。
2日目の夜に友人社長とフローズンダイキリとカクテル何かを呑みました。
まとめ
ヒルトンの最上位ブランドであり、5つ星に相応しい、とても良いホテルです。
しかし、スパもジムもプールも楽しめてない。
コンラッドは、ホテルを中心に過ごす場なんだなと振り返りと後悔少し。
こんな良い機会をくれた友人社長には感謝しかありません。
もうひとつ。
ホテルは修行でステータス取っても、背伸びしてる人と普段使いできる人の差がはっきりと出てしまう場所。
日頃、系列の最安のホテルに無理繰り泊まって、やっとこさでステータス獲得してラウンジに入り浸るのが成果だなんて情け無い。
その点、友人社長は粋な人だった。
全くステータスをひけらかさない。
エアラインでもホテルでも、似非なステータスホルダーが多過ぎるのです。
自分には分不相応なホテルと自覚。
でも、機会があればもう一度泊まってみたいと思えるホテルだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?