本の散歩 59/69@映画館

画像1 『4/9秒の言葉』大林宣彦。 「さびしんぼう」は文字通りVHSが擦れるほど観た。高校時代に尾道のロケ地に旅をし、大学になって映研の仲間とロケに行った。社会人になり監督とお会いする機会を得て、大林映画へのオマージュだった8ミリ映画のVHSをお渡しした。再会した時感想は聞けなかった、破廉恥過ぎた。本書は大林監督がリスペクトする映画や監督、そして自作について語ったロングインタビュー。溢れんばかりの映画愛。今年最高傑作を遺して逝かれた。最後のメッセージは反戦。バトンを渡された。スクリーンに大林印のロゴを入れて。

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