見出し画像

死んだように眠りたい

8/1
我が家は早寝早起きだ。
日の出と共に叩き起こされる。猫に。朝ご飯を要求しに来る。

眠りが良くなく、朝4時頃から布団の中でぼんやりしていた日がある。部屋の隅で眠っている猫を見ていた。しばらくすると太陽が昇ってきて、部屋が薄明るくなってきた。眠っていた猫がむくりと起き上がる。猫は本当に日の出と共に起き出してくるのだと感激した。
目を覚ました猫は私の顔をつっついたり、かわいそうな声で鳴いたり、指を噛んだりと忙しそうだった。

そんな事をされていると、早起きになる。
仕事やらなんやらをして、お風呂に入ってくつろいでいると眠たくなる。
もう寝ようかなと時計を見たら21時だった。
金曜ロードショーならこれからが本番だというのにもうオネムなのだった。私は寝た。

8/2
昨日は22時頃には入眠していた。起きたら8時半だったので10時間近く眠っていたことになる。
猫も起こしにこなかった。つっついても騒いでも起きない私に痺れを切らして夫を起こしに行ったのだろう。

目が覚めた瞬間から寝るのが待ち遠しくてたまらない。
私がよく眠るためにどれだけ熱意と努力を注いでいるか、睡眠がどんな意味をもつのかはインベカヲリ★さんの「私の顔は誰も知らない」を読んでいただければ分かると思う。
早く死んでしまいたい、それができないなら死んだように眠りたい。

死んでばかりもいられないので女の子とケーキを食べる。

8/3
暑い暑いと文句を言いながらも、女の子を撮れるなら足取りは軽い。
訳の分からない暑さの中で見る女の子は幻のように美しかった。

夫は休みなので家に居る。
私は夫が好きなので家中ついて回っている。ついて回るだけでも迷惑だろうに、常に妄言を喋り続けているため、夫がノイローゼにならないか心配になる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?