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雨につられて

5/8


大好きなお嬢さんと撮影。
大須観音で鳩に囲まれているお嬢さんを見て、しみじみと幸せを感じた。

5/9


寝ても寝ても眠たい。先週は全く眠れなかったので、睡眠の補充をしているのだろう。

体調にムラが出てきた。ここ数年、風邪をひかい熱も出ない、たまにお腹と頭が痛くなるだけの健康体で生きてきたので、少しの不調でもつらく感じる。

5/10


「夜に交わした約束を朝に叶えることは難しい。」と紙の日記帳に書いてあった。何のことだか思い出せない。でもその通りだと思う。

本日の最高気温が28℃を超えると知る。
本格的に動けない季節がやってきた。日差しが強いと頭が痛くなるのだ。

髪の毛を切る。初めて1000円カットに行く。
襟足を通っていく夜風が気持ちいい。

5/11


服を着て格好をつける仕事をする。
お昼ごはんはスタバに行く。

5/12

朝ごはんの米粉パンケーキ。はちみつだけかけて食べるのが好き。

電気グルーヴのライブへ。
瀧は面白く、卓球は格好良かった。
原始的な欲求のままに体を揺らしたり声を上げたりするのは気持ちが良い。
このままこのライブが永遠に続けばいいのに、と思った。


5/13

雨が降りそうな日は頭がぼんやりする。
普段は意識的に思い出さないようにしている、もうとっくに悲しんだことについて考えている。悲しい思い出が私を構成している。体の半分以上を憂鬱が支配している。

自然と起き上がれなくなる。
窓から入ってくる風が冷たい。剥き出しになっている肩を暖めたくて毛布をかけた。前はもっと暖め方のバリエーションがあった気がするが、忘れた。
どうにでもなれという自棄な気持ちと、ここで投げ出したらいけないという自制が掛け合わされている。中庸を保ちながら生きていくのかと思うと気が重い。それは私にとってとても難しいことだ。

窓を閉めたらいい、と思うが、起き上がるのが嫌だった。このまま毛布の中で過ごせたらいい。大切なものを毛布で包んで、抱きしめて眠りたい。それだけのことがどうしてこんなに難しいんだろう。叶わないと知りながら生きていくのが辛い。何を望めば良いのかももう分からなくなってきた。



などと布団の中で死骸と化していたが、女の子から連絡が入りうきうきで家を飛び出す。
蝋燭の灯りが美しさを際立てていた。

5/14

今週の締めくくりとして、写真の編集をする。
毎日美女を撮れて幸せな1週間だった。

良いことも良くないこともあった。でも週の最後に均してみると案外悪くなかったなと思える。一生をそんな感じで過ごしていきたい。

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