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ぼくの前歯が欠けた話①(プロローグ)
さて5年前のFacebookへの投稿を再編集なしでnoteで公開するよ。5年前も友達だったみんなは2度目でごめんね
24年前、そう僕が大学5年の時だ。新宿から自宅のある成城学園前に向かう小田急に乗ったのだがいつも通り混んでいる。網棚にテニスのデカいトーナメントバックを置くスペースが微妙に無い感じだった。ナイナイ シックスティーンな感じだった。
ところが左隣りに立っていたビジネスマンが東京砂漠の
僕の前歯が欠けた話② (本編)
僕はジェントルマンが僕のために網棚スペースを作ってくれた事に感謝しながら重くデカいトーナメントバッグを網棚に載せた。
好青年感満載で礼を言いながら。
東幹久ばりの白い歯が輝く笑顔で
その瞬間‼︎
パキーん! ん? は? ホヘ?
と何がなんだか分からない衝撃を受け頭が混乱してる間に口の中に鉄分満載の血の味が拡がった。
同時に前歯の辺りに強烈な違和感が!
突然トンネル開通しちゃいました
僕の前歯が欠けた話③(解決編)
そう、トーナメントバッグを網棚に上げた際に一緒に網棚サイドに高く持ち上げられていた吊革が…
東幹久みたいに、芸能人は歯が命!みたいにニッコリ笑顔で礼を言った僕の歯に
まさに振り子の法則で襲いかかったのだ‼︎
躊躇いもなく襲いかかったのだ‼︎
吊革の素材はメラミン、硬化プラスチックである。メラニンだったら日焼けする位だがメラミンなのである、
僕のカルシウムで出来た前歯なんかひとたまり
僕の前歯が欠けた話④(エピローグ)
先週の金曜、六本木のぶどう酒食堂さくらで女性に囲まれハーレム飲みをした時のことだ。
前菜のアヒージョには当然ながらフォッカチャをサイドでオーダーした。
アヒージョを食べながら「 このアヒージョったらあちーじょ!(≧∇≦) 」などと言いながらご機嫌でフォッカチャをヴァージンオリーブオイルに浸してガブリといったらフォッカチャの中に固い異物混入! 白い石みたいなのが入っていた…
異物だって
僕の前歯が欠けた話⑤(作者あとがき)
土曜の朝、家族におはようと言ったら「 お笑いの人 」だの「 志村けん 」だの散々な言われようでしたσ^_^;
志村けんさん、別に歯は欠けてないんですけどね(笑)
週明けて月曜夕刻に僕の主治医、スーパーデンティスト奥山先生にむりくり時間を頂き、欠けた前歯修繕工事をして頂きました。
火曜のとても楽しみな飲み会前に急ぎでお願いしました。
いやー、流石スーパーデンティスト!
半寝でうとうとして