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映画スラムダンクを観てきたので、とりあえず頭の中を出力する日記

面白かった、予想以上に面白かった。
どういう作品になってるのかある程度わかったうえで観てるのにすごくおもしろかった。

面白かったから印象に残ったところを書き出してみる。
頭の中を出力して落ち着こう。

ドルビーアトモス最高。
もうこの環境でしか映画見たくない。
映画は映画館で観ろって意味が音で伝わる。これを家庭で再現なんて考えない。

この最高の音響でThe Birthdayが流れる。
ベースの音にドラムが入る。ギターのリフが始まってさらにギターが入る。
歌が来る。
この過程と全身で聴きながら湘北メンバーがスクリーンに映し出される。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのバードメンのPVみたいだ。
主役なのに悪役みたいなかっこいい連中だ。

イラストの中をキャラが動く。
3DCGだけど書き込みのレベルを意図的に抑えてるように見えてくる。
意図的に抑えてるのは背景の音も。
環境音だけでBGMも最低限に抑えてる。

知ってる話なんだ、これは。
知ってる話に知らない話が組み合わされる。
オリジナルを完全に分解して、今この媒体で必要なものを選んで、磨きなおして再構成したような映像がずっと流れてる。
知ってるのに初めて見るものが目の前にずっと流れてる。

MEGADETHがやったパラノイドのカバーみたいな感じ。
オリジナルのいいところを、あの時のいい部分で再構成したような。
でもオリジナルがわかる、そんな感覚。

劇中に使われるのはもう一曲、10-FEETの第ゼロ感だ。
パンフレットを読むと、この映画のための曲なんだとわかる。
映像と音楽の合致がより心地よい時間を作り出してる。
観たことのないものを観ているんだって、集中を途切れさせない仕掛けがずっと仕掛けれれてる。

バスドラの音がドリブルの音にシンクロして聴こえてくる。
そんな部分ないはずなのにそう聴こえてくる。
それが余計臨場感をあおる。

この興奮がずっと続く。

今、書きながら両方の楽曲を聴いてる。
頭の中はまたあの、目の前で起こったかのような、実際に会場で観たかのような感覚に入る。

ただひたすらよかった。
ただひたすらよかったんだ。

すごく、よかった。


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