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50代を不惑だなんて

こんなに苦しくて、こんなに切ない世代。だけど私に人生を教えてくれたものは、この世代への自覚だった。この世代の真ん中で、人生の舵を大きく切ることになったのは、どうしてだったんだろう。人生のコースを変えることは誰だってわざわざしたいことではないだろう。

18からの都会暮らしを56歳で離れること。会社員を辞めること。おひとりさまを言い訳にしないこと。新しい暮らしを子供の頃に駆け回った野山のある「この町」で始めること。子供の頃の家は無いから、ゼロから作り始めること。そこには「スペース」を作ること。人間関係から逃げないこと。「重なりのないところに重なりを創る」をモットーにして。

予想外だったけれど、後悔はない。そして今、ようやく見えてきたことがある。苦しさと同じ深さで、人生は素晴らしい、ということ。どうして50代になってそんな心境になったのか、何がきっかけだったのか、迷ったときのこと、、あと100日余りのこの世代のうちに、振り返り、そして振り切って新しい世代に入っていこう。

メメントモリ・人生は一度きり

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