見出し画像

緑茶は体脂肪減少に有効!

 緑茶には脂肪燃焼効果があることが研究で示されています。緑茶が体脂肪減少に効果をあげる最大の理由が、ノルエピネフリンの分解を防ぐことです。ノルエピネフリンは強力な神経伝達物質で、ホルモンの一つであり、代謝を高く保ち、脂肪細胞からの脂肪の放出をうながす作用を持っています。

 これは緑茶に含まれているエピガロカテキンガレートという成分によるものです。2009 年の『I n t e r- n a t i o n a l J o u r n a l o fObesity』誌に掲載された、緑茶と体脂肪減少に関する研究報告で、「緑茶は体脂肪減少に有効」という結論が出されています。
 

 ただし、この研究報告では、緑茶成分をサプリメントの形態で摂るほうが、お茶として飲むよりも、エピガロカテキンガレートを効率的に摂取できる、と報告しています。従って緑茶成分をより効果的に摂るためには、緑茶抽出物500 mg(エピガロカテキンガレートの含有量を50%以上に標準化したもの)を食間に、1日に2~3回摂る方がより効果があるようです。
 しかし、日本では緑茶は手軽に買えるし、サプリメントより脂肪燃焼効果が劣ったとしても、他に様々な健効果があるので、個人的には普通に緑茶を飲めば良いと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?