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プラスチック廃棄物の恐怖

 つい最近まで、人類は、有機栽培で化学物質を使わず、現代の汚染物質にまったく汚染されていない食糧を享受していました。昔はプラスチックとは無縁の純粋な食糧が保証されていました。

 今日、私たちは憂慮すべき現実に直面しています。プラスチック廃棄物が驚くべき速さで私たちの食べ物に混入しているのです。この恐るべき実態は、私たちの健康と環境に深刻な脅威をもたらします。真実は、「食品」の構成要素と定義が、さまざまな目的のために、時を経て歪められてきたということです。プラスチック汚染が私たちの食生活に浸透する中、この状況の重大さを認識し、プラスチックの広範な影響を受けない安全な食品源への回帰を早急に提唱することが重要です。
 
●米国防総省が食糧供給を汚染している
 主流メディアはほとんど伝えていませんが、米国国防総省(DOD)は最近、プラスチックをプロテインパウダーに変えるという720万ドルの契約をミシガン工科大学と結びました。国防高等研究計画局(DARPA)が支援するこの協力協定は、軍のプラスチック廃棄物を人間の食糧に変えることを目的とするものです。

 半世紀前にインターネットを開発した政府機関である DARPA は、現在、食品生産の分野に進出しています。税金を使ってプラスチックの軍事廃棄物を私たちの食品に変えようとしているのです。表面的には、プラスチックを食品に変換するプロジェクトは、プラスチック廃棄物に対する実用的な解決策のように見えるかもしれません。しかし、この取り組みは恐ろしい罠です。マイクロプラスチックは人間の臓器の多くで発見されています。非常に複雑な化学プロセスを通じてプラスチックを食品に変換することは解決策にはなりません。このアプローチは私たちの健康と幸福に重大なリスクをもたらし、プラスチック問題に対するより賢明で安全な解決策が緊急に必要であることを浮き彫りにしています。

●プラスチックを食糧に変えるという連邦政府の長期的な試み
 DARPAとミシガン工科大学が成功すれば、プラスチック廃棄物をプロテインパウダーになる微粒子に分解する画期的な熱分解法が完成することになります。熱分解法は、高レベルの熱と化学物質を使用する変換法です。
「バイオプロテイン」と名付けられたこのプロジェクトは、ある程度は環境からプラスチックを排除することに成功するかもしれません。プラスチックは、処理が最も難しい廃棄物の 1 つであるため、特に問題が多いのです。課題は、プラスチックの本来の凝集性ポリマーを分解することにあります。研究チームはまた、プラスチックを軍事用の潤滑剤や燃料に変換することも検討しています。

●フェイクフードは地球を守るための最良のアプローチではない
 残念なことに、多くの人は、遺伝子組み換え生物(GMO)や化学的に改変された製品が食糧に多く含まれていることに気づいていません。  たとえば、インポッシブルバーガーやビヨンドミートには、有害なグリホサートを含む多数の化学物質が含まれています。プラスチックからタンパク質に変換された食品が加わることで、私たちは転換点に追いやられ、食品の多くが偽​​物または半偽物であると認めざるを得なくなるかもしれません。
遺伝子組み換えのフェイクフードに「ノー」と言いましょう。食料品店に行く前にリサーチをしてください。お気に入りの食品を生産している会社の栽培方法を調べる時間を取ってください。買い物をするときには栄養成分表示を読み、加工食品よりも健康的なオーガニック食品を選んでください。情報に基づいた選択は、健康と安全をもたらしてくれます。

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