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イスラエル通信3月27日

インターネットによる対話
 インターネットが発達した結果、国家レベルではなく、民間レベルでのイスラエル人とアラブ人の対話が始まっています。多くのアラブ人は、専制主義国家に住んでいるために、イスラエル人と接触したことが原因で処罰されることを恐れています。しかし、インターネット上での対話なら、秘密裏に情報を得たり、意見を述べたりすることができます。インターネット上での対話が、両民族の和解に道を開くように祈りましょう。
 
チョーズン・ピープル・ミニストリーズ
 「チョーズン・ピープル・ミニストリーズ」は、イスラエル国内で活発な伝道を展開しています。特に成果が上がっているのが、ロシア系ユダヤ人への伝道です。さらに、ホロコーストのサバイバー(生き残り)や子供たちへの伝道も大いに祝されます。これらの伝道は、定期的に開催されるキャンプを通して行われます。
 
パレスチナ人のヘイト・スピーチ
 法律学の世界的権威でもあるカナダのコトラー法相は、イスラエルに対するパレスチナ自治政府のヘイト・スピーチが、和平を実現する上で大きな障害となっていると語りました。このヘイト・スピーチを、西洋諸国は見て見ぬふりをしています。一方、イスラエル政府は、パレスチナ人に対する悪意を推奨することはありません。実際、そうした表現を禁止する「反挑発法」を実施しています。
 
医療テックの勃興
 イスラエルでは、デジタル技術を用いた「デジタルヘルス」のスタートアップ企業が急成長しています。その数は、8年で倍増しています。最近の動向として、中国企業との距離を置き、日本企業を協業相手に選ぶケースが増えてきています(イスラエルの人口は約900万人なので、臨床データを集めるためには人口の多い国との連携が不可欠です)。日本、イスラエルの協力が進展するように祈りましょう。

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