見出し画像

ビタミンDが筋肉に及ぼす重要性

 ビタミンD は骨を丈夫にするだけでなく、筋力を高めるための重要な役割も果たします。筋肉にはビタミンDのレセプターがあり、ビタミンDは筋肉にとって欠かせないビタミンです。ビタミンDが筋肉に及ぼす影響についての研究があります。

 ドイツの研究で、血中のビタミンDレベルが高い男性のほうが、テストステロンレベルが高く、性ホルモン結合グロブリン(テストステロンに結びつき、同化作用を妨げる働きを持つ)のレベルが低いことが認められています。
 また若い女性を被験者とした研究では、血中のビタミンD 量が少ない人のほうが、筋肉中の脂肪の量が多いことが確認されています。脂肪は皮下にも筋肉中にも蓄えられます。筋肉中の脂肪量が多ければ、体脂肪率が高くなるだけでなく、筋力も低下することになります。
 テストステロンレベルおよび筋力を高く維持するためには、ビタミンDは1日あたり約2000~5000IU摂ると良いでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?